『FGO』が7日中5日で首位獲得と圧倒　『モンスト』と『ポケポケ』は1日ずつにとどまる　2024年12月14日~20日のGoogle Play売上ランキング振り返り

2024年12月14日~12月20日のGoogle Play売上ランキング上位の状況を振り返っていこう。まず、首位争いから見ていくと、FGO PROJECT『Fate/Grand Order(FGO)』が7日中5日で首位と圧倒的な強あを見せた。MIXI『モンスターストライク』と、ポケモンとDeNA、クリーチャーズの『Pokémon TCG Pocket(ポケポケ)』がそれぞれ1日ずつ首位を獲得した。

平日朝の状況は以下のとおり。

■2024年12月16日(月)
■2024年12月17日(火)
■2024年12月18日(水)
■2024年12月19日(木)
■2024年12月20日(金)

■2024年12月16日(月)

12月16日9時現在のGoogle Playのセールスランキングは、FGO PROJECTの『Fate/Grand Order』が首位に立った。

『FGO』は、12月11日より、期間限定イベント「ポホヨラのクリスマス･イブ 夢見るサンタとくるみ割り人形」を開始するとともに、先行登場の恒常サーヴァント「★5(SSR)ロウヒ」をピックアップした「ポホヨラのクリスマス･イブ ロウヒピックアップ召喚」を開催していることなどが売上に大きく貢献し、土曜日14日から首位に立つ格好となっている。

出所：Sensor Tower

また、サムザップと東宝<9602>の『呪術廻戦 ファントムパレード』が17位に浮上してきた。『ファンパレ』は、12月13日より、ストーリーイベント「劇場版 呪術廻戦 0 -前編-」を復刻開催するとともに、新規プレイアブルキャラクターのSSR「[足止めのノルマ]ミゲル」が登場していることが今回の順位上昇につながっているもようだ。

出所：Sensor Tower

ほか、バンダイナムコエンターテインメントとアカツキゲームスの『ドラゴンボールZ ドッカンバトル』や、コーエーテクモゲームスの『信長の野望 覇道』などがトップ30に復帰した。

■2024年12月17日(火)

12月17日9時現在のGoogle Playのセールスランキングは、上位7タイトルの順位に動きがなく、FGO PROJECTの『Fate/Grand Order』が首位をキープした。

トップ10圏内では、続く8位に37Gamesの『パズル＆サバイバル』が前日の13位から上昇してきた。『パズサバ』は、12月15日より、変形ロボットキャラクター「トランスフォーマー」とのコラボを開始しており、コラボ英雄として「オプティマスプライム」が登場していることなどが今回の順位上昇に寄与しているようだ。

出所：Sensor Tower

また、無料ランキングに目を移してみると、2位にディー・エル・イー（DLE）<3686>の子会社ちゅらっぷすがリリースした新作カジュアルパズルゲーム『お文具のブンブンぱずる』がランクインしている。本作は、人気キャラクターのお文具さんたちが活躍するパズルゲームで、1分間のお手軽プレイで楽しむことができる。いわゆる隙間時間のニーズを満たすことができるかどうかが今後の注目ポイントと言えそうだ。

■2024年12月18日(水)

12月18日9時35分現在のGoogle Playのセールスランキング(ゲームカテゴリー)は、 FGO PROJECT『Fate/Grand Order』が首位をキープした。これで5日連続の首位となる。期間限定イベント「ポホヨラのクリスマス･イブ 夢見るサンタとくるみ割り人形」するとともに、先行登場の恒常サーヴァント「★5(SSR)ロウヒ」をピックアップした「ポホヨラのクリスマス･イブ ロウヒピックアップ召喚」を開催していることなどが売上に大きく貢献したようだ。

 出所：Sensor Tower(センサータワー)

全体的に小動きなので本日は有料アプリのランキングを見ていくと、任天堂『どうぶつの森 ポケットキャンプ』が首位だった。『どうぶつの森 ポケットキャンプ』のサービス終了後、セーブデータを引き継いで利用できる買い切り型の有料アプリ。12月3日のリリース以来、Google PlayだけでなくApp Storeでも有料アプリのランキングで首位をキープしており、セールスラキングではTOP30に入る場面もあった。日本だけでなく海外でも人気で、35カ国でTOP5に入っている。

 出所：Sensor Tower(センサータワー)

■2024年12月19日(木)

12月19日9時現在のGoogle Playのセールスランキングは、FGO PROJECTの『Fate/Grand Order』が首位をキープした。

ランキングの動きで目立ったのは、前日の25位から20位に上昇したスクウェア・エニックスとアカツキゲームスの『ロマンシング サガ リ・ユニバース』だ。『ロマサガRS』は、12月17日より、「サガシリーズ35周年記念」を開催しており、その中で「サガシリーズ35周年記念 Romancing祭 モニカ編」や「サガシリーズ35周年記念 Romancing祭 Diva No.5編」を実施していることなどが売上に貢献しているようだ。

出所：Sensor Tower

また、C4Connectの『放置少女』が26位に上昇した。『放置少女』は、12月13日より、新キャラクターの「絶対服従 八百比丘尼（CV. 潘めぐみ）」が登場していることなどが足元の売上につながっているもよう。

出所：Sensor Tower

ほか、Peakの『トゥーンブラスト』がトップ30に復帰した。

■2024年12月20日(金)

12月20日9時現在のGoogle Playのセールスランキングは、FGO PROJECTの『Fate/Grand Order』の首位が続いた。

続く2位には、ポケモンとDeNA<2432>、クリーチャーズの『Pokémon Trading Card Game Pocket』が前日の4位から順位を上げてきた。『ポケポケ』は、12月17日より、テーマ拡張パック「幻のいる島」を追加しており、幻のポケモン「ミュウ」をはじめとした、多彩なポケモンたちが登場していることが売上に寄与しているようだ。

出所：Sensor Tower

また、HoYoverseの『ゼンレスゾーンゼロ』が前日の36位から5位に飛び込んできた。『ゼンゼロ』は、12月18日にVer.1.4「星流れ、神鳴の奔るが如く」へのアップデートを実施し、限定S級エージェント「星見雅（異常・霜烈）」の独占チャンネル「世を正す清澄」と、同じく限定S級エージェント「浅羽悠真（強攻・電気）」の独占チャンネル「苦難の果てに」を開催していることが今回の順位上昇につながっているもよう。

出所：Sensor Tower

ほか、タカラトミー<7867>とDeNAの『デュエル・マスターズ プレイス』と、アニプレックスの『ディズニー ツイステッドワンダーランド』がトップ30に復帰した。