【決算カレンダー】ゲーム・エンタメ関連の24年9月～11月決算発表は1月14日　業績への期待値高いテンダ　1Qで版権事業寄与のIGポートは好調を持続か

ゲーム・エンタメ関連企業の2024年9～11月決算の発表が今週から来週明けにかけて発表される。今回の発表のピークは3連休明けの1月14日で、ゲーム関連ではケイブ<3760>やサイバーステップ<3810>、テンダ<4198>、ワンダープラネット<4199>が決算発表を予定している。

なお、今回より、これまでの「ゲーム・ネット関連企業」から「ゲーム・エンタメ関連企業」へと銘柄ピックアップの基準を変更している。

業績への期待値が高いのは、テンダだろう。10月8日に発表した第1四半期決算では、DXソリューション事業で継続している大口顧客からの受注が好調に推移したことや、前期に子会社化したリーサコンサルティングとSkyartsの寄与などにより、大幅な増収増益を達成した。また、ゲーム事業についても子会社テンダゲームスが9月に幕張メッセで開催された「東京ゲームショウ2024」へ初のブース出展を行うなど活動を活発化しており、今後業績面での寄与度を深めてくることが期待される。

10日に第2四半期決算の発表を予定しているIGポート<3791>は、10月11日に発表した第1四半期決算では 映像制作事業や版権事業の好調で前年同期比79.6％増の増収での着地となった。ただ、第1四半期は「君に届け3RD SEASON」のライセンス収入がすべて一括で計上された特殊要因もあり、今回発表される第2四半期決算でどこまで好調を持続しているのかしっかりと見極めたいところだ。