クオンタムソリューションズ<2338>は、この日(1月27日)、完全子会社である Quantum Solutions Asia(QSAL)が、中国の大手ネットワークテクノロジー企業とゲーム開発協力を行うことを明らかにした。有名な日本アニメIPのスマートフォン向けゲームを共同開発していく。相手先については開示していない。
今回の提携は、急成長するアニメスマートフォンゲーム市場におけるクオンタムソリューションズの戦略的展開において、重要な一歩となるという。
■提携先について
ンバーは、多くの高い人気を誇るゲーム作品を成功裡に開発してきた。これらの作品は中国市場で大きな支持を得ただけでなく、世界各地でも多くのユーザーを獲得しており、国際ゲーム市場において強い競争力を備えていることを示している。
■協力のキーパーソン
本提携における総合プロデューサーを務めるのは、業界で長年にわたり数々の実績を積み上げてきた有名なプロデューサー。彼は中国国内の複数のeスポーツ大会で入賞経験を持ち、香港証券取引所や深圳証券取引所に上場する現地企業において要職を歴任しながら、多くの人気スマートフォンゲームおよびブラウザゲームの開発・運営を主導・参画した。世界で累計売上高は約2150億円に達するなど、その豊富な経験と実績が高く評価されている。
■協力内容:グローバルに向けたアニメゲーム開発
今回の提携では、クオンタムソリューションズと提携先が共同で以下の分野に共同で注力する。
1.アニメ版権の獲得:日本の有名なアニメ版権元と協議し、革新的な企画提案を通じてトップクラスのアニメ IP を取得することを目指す。
2.ゲーム開発および品質保証:スマートフォン向けゲームの共同開発を行い、業界最高水準の品質を確保するとともに、版権元の審査要件を満たすよう対応する。
3.世界市場への配信と継続的な運営:ゲームをグローバル市場に配信し、双方の協力チームによる高品質な運営サポートを継続的に提供する。
■投資家への意義:ゲーム事業領域の強化
今回の協力により、クオンタムソリューションズはアニメスマートフォンゲーム分野への参入をさらに加速すると同時に、世界的なモバイルゲーム市場における戦略的ポジションを一層明確化していく。高品質なゲーム製品を世界中のプレイヤーに唯一無二のエンターテインメント体験を提供しながら、株主に長期的な価値を創出することを目指す。
■業績への影響
本協力契約書に基づき、両社は今後、開発スケジュールの詳細をさらに詰めていく予定。現時点では、クオンタムソリューションズの今期業績に大きな影響を及ぼす見込みではないが、近い将来、同社を応援する投資家や株主にとって喜ばしい成果をもたらすものと確信しているという。
■クオンタムソリューションズのCEOフランシス・ビン・ロン・ジョー氏
「我々は、ゲーム戦略を通じて日本発のIPをグローバルに発信できる機会を得たことを大変嬉しく思います。特定のゲームジャンルにおいて確かな実績を持ち、国際的に高い評価を得ているゲーム制作・開発チームとの提携により、当社の成功率は高まるでしょう。世界的にも評価の高いIPと経験豊富なチームの組み合わせは、投資リスクを最小限に抑え、すべての株主に最大の利益をもたらすと確信しています。」
