コーエーテクモHD、第3四半期のオンライン・モバイル分野の売上高は39%減の86億円…IP許諾タイトル安定も自社タイトルが苦戦か
コーエーテクモホールディングス<3635>は、第3四半期(24年10~12月)のオンライン・モバイル分野の売上高が前年同期比39.0%減の86億3000万円だったことを明らかにした。直近ピークである141億1000万円から39%低下した。内訳は、オンラインが同30.8%減の9000万円、モバイルが同39.0%減の85億4000万円だった。
同社では、『三国志・戦略版』(国内では『三國志 真戦』)などIP許諾タイトルについては大きな変動はなかった、としている。協業タイトルを含む自社タイトルの収益が低下したようだ。
第4四半期においてはIP許諾タイトル『大航海時代:伝説』のサービスが始まったほか、バンダイナムコエンターテインメントとの共同開発タイトル『キングダム 覇道』(リリース時期は未定)についても開発を進めており、今後の収益貢献が期待される。
会社情報
- 会社名
- コーエーテクモホールディングス株式会社
- 設立
- 2009年4月
- 代表者
- 代表取締役会長 襟川 恵子/代表取締役社長 襟川 陽一
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高845億8400万円、営業利益284億9400万円、経常利益457億4100万円、最終利益337億9200万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3635