STARIUM、「ARどうぶつえん」を活用した取り組みを群馬県立小児医療センターにて3月19日13時より実施

STARIUM(スタリウム) は、2025年3月19日(水)に、群馬県立小児医療センターにおいて世界的に有名な旭山動物園が監修する3D動物が実寸大で見ることのできる拡張現実技術エンターテイメント「ARどうぶつえん」を同院に入院中の子どもたちに届ける取り組みを実施することを発表した。

入院中、不安でいっぱいの子どもたちに笑顔を。入院期間が長く、外出が難しい子どもたちにも、テクノロジーの力によって、新しい学びや体験をしてもらいたい。という思いから、今回この取り組みを実施することになったという。

昨年4月に国立旭川医科大学付属病院にて初めておこなわれたこの取組みは、北海道内の主要メディアに報道されたことで大きな話題となっており、以降も長野県立こども病院、埼玉県立小児医療センター等で開催され大きな話題となっている。今回、群馬県内では初めての開催となる。

◆群馬県立小児医療センターでの取り組みに対して、旭山動物園 坂東統括園長から寄せられたメッセージ

今回のこの群馬県立小児医療センターでのARどうぶつえんの取り組みは、入院生活で不安や辛い想いを抱える子どもたちにとって、少しでも明るい希望や喜びを与えるものであってほしいと願っています。動物たちとの触れ合いが、心の癒しや困難を乗り越えるきっかけとなり、未来への勇気を育む一助となることを願っています。 (一部抜粋)

旭川市旭山動物園 統括園長 坂東元 

◆「ARどうぶつえん」とは

ウェブメディア『みんなのランキング』等で様々なメディアで人気動物園ランキング1位を獲得する世界的に人気の旭山動物園によって監修された、動物のリアルな生態を実寸大のAR(拡張現実)技術で再現するコンテンツ。

動物の生態やそれに伴う能力を、自然に誘発させて観賞者に見せる行動展示で有名な旭山動物園が監修する3Dの動物たちは、その動きや生態がリアルに再現されている。

AR(拡張現実)技術:ARとはAugmented Realityの略で、日本語では拡張現実と訳される。スマートフォンやタブレットなどのデバイスを通して、現実の風景の中にコンピューターで生成された画像や映像などを現実世界に重ね合わせて表示する技術。これにより、まるでデジタルの情報が現実世界に存在しているように見える体験ができる。

「ARどうぶつえん」は、スマートフォンやタブレットを使用して、旭山動物園監修の動物たちが実寸大で現実世界に現れる特殊な体験を提供している。また、この「ARどうぶつえん」は、日本で唯一の総合的なデザイン評価・推奨のしくみである「グッドデザイン賞」(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を2024年に受賞。

小児医療の現場でのARコンテンツの活用の取り組みとして、これまで、国立旭川医科大学付属病院、長野県立こども病院、埼玉県立小児医療センターで実施している。 

ARどうぶつえんについて: https://www.arzoo.jp/top

この取り組みにより入院期間が長く、動物園に足を運ぶことが容易ではない子どもとその家族に一緒に旭山動物園監修のARの動物を鑑賞できる機会を提供するほか、小児外来は診察や会計への待ち時間が長くフラストレーションが溜りがちであることから、子どもたちの待ち時間を貴重な体験の時間とすることで、処置を拒みがちな子どもにとっても病院で過ごす時間を楽しい時間と変化させている。

【日時】 令和7年3月19日(水) 13:00~

【場所】 群馬県立小児医療センター (〒377-8577 群馬県渋川市北橘町下箱田779番地)

【内容】 入院中のこどもたちに笑顔を。そして興味と夢中を育みたい。群馬県立小児医療センターに「ARどうぶつえん」がやってくる!

▲群馬県立小児医療センター
▲国立旭川医科大学病院での様子
▲埼玉県立小児医療センターでの様子