ファルコム、25年9月期の業績は売上高25億円、営業利益12億円を計画…第4四半期発売の『空の軌跡 the 1st』に注目、Switch2参戦タイトルも

日本ファルコム<3723>は、2025年9月期の決算について、売上高25億円(前期比1.0%減)、営業利益12億円(同3.2%減)、経常利益12億円(同3.6%減)、最終利益8億円(同6.1%減)を計画している。

・売上高:25億円(同1.0%減)
・営業利益:12億円(同3.2%減)
・経常利益:12億円(同3.6%減)
・最終利益:8億円(同6.1%減)
・EPS:77.82円

【第2四半期累計決算の通期計画に対する進捗率】
・売上高:24.2%
・営業利益:6.1%
・経常利益:7.5%
・最終利益:5.5%

毎年のことだが、新作投入時期の関係から下期、特に第4四半期に収益が集中する傾向にある。今期中の自社でリリースする予定のタイトルは以下の通りだが、注目は累計販売数800万本を超える『軌跡』シリーズ最新作『空(そら)の軌跡 the 1st(ザ・ファースト)』だろう。

【5月22日】
・『イース・メモワール-セルセタの樹海-』(Nintendo Switch)

【7月31日】
・『イースⅧ-Lacrimosa of DANA-(ラクリモサ オブ ダーナ)』(PlayStation5)
・『イースⅨ-Monstrum NOX-(モンストルム ノクス)』(PlayStation5)
・『イースⅩ-Proud NORDICS-(プラウド ノーディクス)』(Nintendo Switch2)

【8月21日】
・『英雄伝説 閃(せん)の軌跡Ⅲ』(PlayStation5)
・『英雄伝説 閃の軌跡Ⅳ-THE END OF SAGA-』(PlayStation5)
・『英雄伝説 創(はじまり)の軌跡』(PlayStation5)

【9月19日】
・『空(そら)の軌跡 the 1st(ザ・ファースト)』　(Switch／PS5／Steam)

四半期業績推移をみると、第4四半期に売上と利益の多くの稼いでいることがわかるが、今年はこの傾向がより強まりそうだ。