『ELDEN RING NIGHTREIGN』と『Stellar Blade』が一騎打ち　6月7日～13日のSteam売上ランキング振り返り

25年6月7日～13日のSteam売上ランキング上位の状況を振り返っていこう。まず、首位争いから見ていくと、前半は『ELDEN RING NIGHTREIGN』が前半を支配したものの、週後半に入ると『Stellar Blade™』が首位を奪ってそのまま1週間を終えた。『龍の国 ルーンファクトリー』や『Wuthering Waves』も活躍したが、1週間を通してみると『ELDEN RING NIGHTREIGN』と『Stellar Blade™』の一騎打ちだったと言っていいだろう。

平日朝の状況は以下のとおり。

■ 25年6月9日 (月)
■ 25年6月10日 (火)
■ 25年6月11日 (水)
■ 25年6月12日 (木)
■ 25年6月13日 (金)

■ 25年6月9日 (月)

6月9日9時45分現在の国内Steam売上ランキングは、フロム・ソフトウェアとバンダイナムコエンターテインメントの『ELDEN RING NIGHTREIGN』が首位に立った。

ランキングの動きで目立ったのは、12位に上昇したFuncomの『Dune: Awakening デューン:アウェイクニング』は明日6月10日にいよいよ正式リリースを迎える予定であり、それに先行して6月5日から早期アクセスが開始となっていることが今回の順位上昇の要因と言えそうだ。

また、カプコン<9697>の『バイオハザード RE:4』が16位に浮上してきた。『バイオハザード RE:4』は、カプコンが6月6日より実施している「CAPCOM JUNE SALE」の対象ソフトとなっており、6月20日までの期間限定で通常価格4990円の50％オフとなる2495円で購入が可能となっていることが売上の後押しとなっているもようだ。

■ 25年6月10日 (火)

6月10日9時45分現在の国内Steam売上ランキングは、ソニー・インタラクティブエンタテインメントの『Stellar Blade』が首位に立った。

戦略トレーディングカードゲーム『マジック：ザ・ギャザリング アリーナ』が13位に浮上してきた。『マジックザギャザリング アリーナ』は、6月13日に「ユニバースビヨンド」シリーズの新セット「マジック:ザ・ギャザリング——FINAL FANTASY」の発売を予定しており、そのプレオーダーが本日（6月10日）から始まったことが順位上昇の要因となっているもようだ。

また、コナミデジタルエンタテインメント（KONAMI）の『eFootball』も18位に大きく浮上してきた。『eFootball』は、「Epic: National Attackers」を開催しており、ブースタースロットを所持した伝説の3選手「オリヴィエ ジルー」「エデン アザール」「ロレンツォ インシーニェ」が登場していることが売上に寄与しているようだ。

■ 25年6月11日 (水)

6月11日10時現在の国内Steam売上ランキングは、『Stellar Blade』が連日の首位となった。明日6月12日のリリースを控えて予約注文数が伸びているようだ。韓国の人気ゲームクリエイターのキム・ヒョンテ氏が生み出す魅力的なキャラクターが活躍するアクションアドベンチャー。PlayStation5向けに大ヒットした本作が、ワイド解像度と高解像度テクスチャ対応などPCに最適化した形で登場する。

Funcom『Dune: Awakening デューン:アウェイクニング』が続伸しTOP3に入った。過酷な環境で生き残り、帝国の権力に挑む大規模なマルチプレイヤーサバイバルゲームだが、昨日正式リリースとなった。ユーザーからの評価も上々の様子で、ユーザーレビューは「非常に好評」となっている。

このほか、Wizards of the Coast『Magic: The Gathering Arena』も続伸して8位とTOP10入り。『Rise of the Ronin』や『ユミアのアトリエ ～追憶の錬金術士と幻創の地～』などセールタイトルも上位に入ってきた。

■ 25年6月12日 (木)

6月12日9時45分現在の国内Steam売上ランキングは、ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)『Stellar Blade™』が首位を獲得した。これで3日連続となる。本日6月12日についに発売となったが、ユーザーレビューも「非常に好評」とセールスだけでなくゲームへの評価も上々のようだ。

また、KRAFTON『PUBG: BATTLEGROUNDS』が7位とTOP10に復帰した。ランクマッチ刷新 (DUOモード追加)やガンプレイ調整 (VSS上方調整)、ランクマッチシーズン36のほか、ブラックマーケット2025の復活など各種アップデートを実施している。

このほか、NEOWIZ『Lies of P』が19位にランクアップ。50％OFFのセールが行われているほか、新ダウンロードコンテンツ『Lies of P: Overture』が先週末より発売となっている。ゲーム本編の前日譚が描かれており、プレイするには本編をchapter9まで進める必要があるという。

■ 25年6月13日 (金)

6月13日9時45分現在の国内Steam売上ランキングは、ソニー・インタラクティブエンタテインメント『Stellar Blade™』が首位をキープした。これで4日連続となる。昨日6月12日にリリースとなったが、ユーザーレビューは「圧倒的に好評」と高く評価されている。また、グローバルのセールスランキングでも『Counter-Strike 2』や『PUBG: BATTLEGROUNDS』を抑えて首位となっていることも特筆事項だろう。

【グローバルの売上上位】

KURO GAMES『Wuthering Waves(鳴潮)』が2位にランクアップした。昨日6月12日より、Ver2.4「栄冠を飾る勝鬨」を実装した。今回の大型アップデートは、新たなメインストーリーの追加やシステム改良に加えて、新限定星5共鳴者「カルテジア」、新たな武器「定めを覆す荊冠」の追加を行っており、売上を伸ばしている模様だ。

また、iDreamSky『Strinova』が6位にランクアップした。昨日6月12日より、「アイカ」の新外観「戦乙女プロミネンス」が期間限定で意識再構築に追加している。「メモリシーケンス」を消費して再構築を実行すると、レジェンダリーコスチューム「アイカ - 戦乙女プロミネンス」やレジェンダリー武器塗装「アイカ - ヘヴンブレイズ」などが入手できる。

このほか、『METAL GEAR SOLID: MASTER COLLECTION Vol.1』や『METAL GEAR SOLID V: GROUND ZEROES + THE PHANTOM PAIN』などセールを開催しているタイトルも上位に入ってきた。