『シャドウバースWB』9日連続首位達成　『ペルソナ5』が週末に首位奪取　Steam売上ランキング(6月21日～27日)

2025年6月21日から27日のSteam売上ランキングでは、Cygamesの新作『Shadowverse: Worlds Beyond』が前週から9日連続で首位を維持したが、週末にはセガの話題作『ペルソナ5: The Phantom X』が首位を奪還した。また、6月26日にSteam版がリリースした『ウマ娘 プリティーダービー』も順位を上げており、今後の動向が注目される。

【主な動き】
・『Shadowverse: Worlds Beyond』の快進撃: 週前半は「デッキブーストバンドルセット」などの販売終了にもかかわらず、9日連続で首位をキープし、一時的にTOP3を独占する勢いを見せた。
・『ペルソナ5: The Phantom X』の逆転: 週末に突如として首位を獲得し、ランキングを動かした。

【注目タイトル】
・『ウマ娘 プリティーダービー』: Steam版リリース後、徐々に順位を上げ、今後のランキングを左右する可能性を秘めている。
・『ファンタジーライフi グルグルの竜と時をぬすむ少女』:100万本突破記念キャンペーンで順位を上げた。
・『Counter-Strike 2』: 大会開催と関連アイテム販売でランクアップ。
・『DEAD OR ALIVE Xtreme Venus Vacation』: 新女神追加とキャンペーンで急浮上。
・『PEAK』:100万ダウンロードを達成した協力型クライミングゲーム。
・『エーペックスレジェンズ』: 新モードやイベントパックでトップに迫る。
・『オーバーウォッチ 2』: シーズン17開幕でTOP10に復帰。
・『JR東日本トレインシミュレータ』: 新DLC配信でランクアップ。
・『東方ダンマクカグラ ファンタジア・ロスト シーズンパス2』: セールと新シーズンパスでランクイン。
・『ToHeart』: フル3D化とキャスト一新で注目を集める。
・『V-LOVER!』: 成人向けタイトルながらランクイン。
・『Strinova』: シーズン4と新キャラクターで急上昇。
・『機動戦士ガンダム バトルオペレーション2』:2周年後夜祭キャンペーンで売上を伸ばす。

平日朝の状況は以下のとおり。

■ 25年6月23日 (月)
■ 25年6月24日 (火)
■ 25年6月25日 (水)
■ 25年6月26日 (木)
■ 25年6月27日 (金)

■ 25年6月23日 (月)

6月23日9時45分現在の国内Steam売上ランキングは、Cygames『Shadowverse: Worlds Beyond』が首位をキープした。『デッキブーストバンドルセット』が2位に続いており、1、2位独占はこれで6日連続となった。この日は、『スタートバンドルセット』も3位に入り、再びTOP3独占ともなった。

全体的に動きが少ない中、レベルファイブ『ファンタジーライフi グルグルの竜と時をぬすむ少女』が1ランクアップの9位に浮上した(前週末は18位)。全世界累計販売100万本突破を記念して「あいことば」の公開や「マウント（ペガサス）」のプレゼント、無料DLCの予告などが行われている。

このほか、Valve『Counter-Strike 2』が18位に浮上した。BLAST.tv Austin Major 2025のプレーオフがこの週末に開催されており、「Austin 2025 視聴者パス」のほか、Souvenir Tokensm、Souvenir Packages(記念スキンパッケージ)、Stickers(ステッカーカプセル)などの販売も行われたとのこと。。

■ 25年6月24日 (火)

6月24日9時45分現在の国内Steam売上ランキングは、Cygamesの新作『Shadowverse: Worlds Beyond』の快進撃が続いている。これで7日連続の1位、2位独占となった(リリース日にTOP3独占だったので8日連続である)。TOP3独占も2日連続だ。

この日は、コーエーテクモゲームス『DEAD OR ALIVE Xtreme Venus Vacation』が94ランクアップの5位に急浮上した。昨日アップデートを行い、新女神「あずさ」の追加を行うとともに、登場記念キャンペーンを開催しており売上を伸ばしている模様だ。

Aggro CrabとLandfallの新作『PEAK』も8位に登場した。グローバルでは4位につけている。昨日100万ダウンロード荷到達したとのこと。ソロプレイも可能な協力型クライミングゲームで、アイテムと体力管理と行いながら、適切なルートを選択して登頂を目指していく内容となっている。

■ 25年6月25日 (水)

6月25日9時45分現在の国内Steam売上ランキングは、Cygames『Shadowverse: Worlds Beyond』が首位をキープした。連続1位、2位独占は途切れたものの、これで8日連続の首位となった。

2位には、エレクトロニック・アーツ『エーペックスレジェンズ』が4ランクアップの2位とトップに迫った。6月24日より、人気ゲームモードの新バリエーション「アリーナ: デュエル」や新レジェンドスキンやスーパーレア武器スキンが手に入るフューチャーアイコンイベントパックを提供するフューチャーアイコンイベントを開催しており、売上を伸ばしている模様だ。

また、Activision Blizzard Japan『「オーバーウォッチ® 2」』がTOP10に復帰した(9位)。シーズン17「パワー・アップ！」を本日6月25日より開幕した。スタジアムに新ヒーローの追加やビルド保存システムが登場したほか、フラッシュポイント用新マップ「AATLIS」、新ミシック・アイテム2種の同時配信などを行い、ユーザーから好評のようだ。

このほか、JR東日本の『JR東日本トレインシミュレータ』が12位に浮上した。新たなダウンロードコンテンツ『仙山線 (仙台 → 山形) E721系1000番代』の配信を開始しており、ゲーム本編とともにランクアップしたようだ。新DLCでは、仙台駅と羽前千歳駅を結ぶ全長58.0kmの仙山線が楽しめる。

■ 25年6月26日 (木)

6月26日9時50分現在の国内Steam売上ランキングは、Cygames『Shadowverse: Worlds Beyond』が首位をキープした。これで9日連続となる。

Alliance Arts『東方ダンマクカグラ ファンタジア・ロスト シーズンパス2』が6位にランクイン。『東方ダンマクカグラ ファンタジア・ロスト』の楽曲追加パック 第9弾～第12弾がセットになったシーズンパスになるとのこと。ゲーム本編『東方ダンマクカグラ ファンタジア・ロスト』も13位に入った。こちらはセールを実施中だ。

アクアプラス『ToHeart』が9位にランクイン。学園恋愛ストーリーのアドベンチャーゲームとして好評を博したフラッグシップタイトルで、TVアニメ化等の多彩なメディアミックス展開や続編（『ToHeart2』）も制作された。フル3D化とキャラクターデザイン、キャストを一新したとのこと。

また、LewdLoco『V-LOVER!』が18位に入った。こちらは成人指定(R18)タイトルとなるので職場などでストアページを見る場合は注意してほしい。VTuber事務所に入社し、マネージャーとして入った主人公は、三人の個性豊かなVTuberと出会い、育成していく。

■ 25年6月27日 (金)

6月27日9時45分現在の国内Steam売上ランキングは、セガの新作『ペルソナ5: The Phantom X』が首位を獲得した。グローバルでは11位に入った。本作は、全世界売上本数2350万本を突破した『ペルソナ』シリーズの最新作にして、初のモバイル／PCゲーム。昼は学生、放課後は怪盗として悪しき欲望を持つ人物を改心させるため暗躍する主人公を始め、魅力的な数々の新キャラクターが登場する完全新作ストーリーが楽しめる。

全体的にセール開催タイトルのランクアップが目立つが、iDreamSky『Strinova』が88ランクアップの7位となった。シーズン4「鳴弦の誓い」を開始視するとともに、新キャラクターとして「千代(チヨ)」(CV:古賀葵さん)を追加している。中距離から長距離のダメージと持続的なプレッシャーに優れているという。

バンダイナムコエンターテインメント『機動戦士ガンダム バトルオペレーション２』が12位にランクイン。昨日より『2周年後夜祭』キャンペーンを開催している。「GQuuuuuuX(ジークアクス)」と「白いガンダム」の確定STEPUP抽選配給のほか、MS強化特別STEP UP抽選配給などを開催しており、売上を伸ばしている模様だ。