Studio KADAN、2025年3月期決算は最終損失3700万円と赤字幅拡大…フル3DCGのセルルックアニメの制作スタジオ、大型IP作品にも取り組む
KADOKAWA<9468>グループのStudio KADANの2025年3月期(第4期)の決算は、最終損失が3700万円と赤字幅が拡大した。前の期(2024年3月期)の実績は、最終損失1500万円だった。7月1日付の『官報』に掲載された「決算公告」で判明した。
セルルックCGアニメーション制作をはじめ、3Dデータを活用したXR、プロジェクションマッピング、ゲーム対応の映像など各種デジタルエンタテインメントの制作にも対応し、世界市場に向けた大型IP作品の制作に取り組んでいる。
Netflixアニメ『GAMERA ‐Rebirth‐』やアニメ映画『すずめの戸締まり』CGキャラクター演出などを手がけた日本有数の3DCGアニメーション監督・瀬下 寛之氏が中心になっている。瀬下監督のCG 分野でのノウハウと制作工程を導入し、様々なクリエーターが参画しやすい環境とCG 開発における最新の知見を持つ。

会社情報
- 会社名
- 株式会社KADOKAWA
- 設立
- 1954年4月
- 代表者
- 代表執行役社長CEO 夏野 剛/代表執行役CHRO兼CLMO 山下 直久
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高2779億1500万円、営業利益166億5100万円、経常利益177億4200万円、最終利益73億9200万円(2025年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 9468