SHIFT、3Q(9～5月)決算は2ケタ超の増収増益を達成　閑散期の3Q期間(3～5月)においても高稼働率／高売総率を記録

SHIFT<3697>は、7月9日、2025年8月期の第3四半期累計（9～5月）の連結決算を発表、昨年度から続くアサイン施策が定着し、閑散期の第3四半期期間においても高稼働率／高売総率を記録し、2ケタ超の増収増益を達成した。

売上高954億1200万円（前年同期比17.6％増）
営業利益119億600万円（同68.7％増）
経常利益116億3500万円（同60.4％増）
最終利益62億8200万円（同89.5％増）

各セグメントごとの状況は以下のとおり。

①ソフトウェアテスト関連サービス
既存顧客の拡大などにより、ソフトウェアテスト関連サービスの売上高は618億7300万円（前年同期比18.0％増）、営業利益161億6300万円（同41.8％増）となった。

②ソフトウェア開発関連サービス
順調なエンジニア採用やM&Aによる新規連結子会社の増加などによって、ソフトウェア開発関連サービスの売上高は298億400万円（同16.0％増）、営業利益は21億8300万円（同105.1％増）となった。

③その他近接サービス
前期に期中でM&Aにてグループジョインした会社の業績貢献の通期化や新OSへの対応に伴う物販案件の増加などにより、その他近接サービスの売上高は76億4200万円（同27.9％増）、営業利益は4億700万円（同18.1倍）となった。

■通期営業利益と経常利益の業績予想を上方修正

2025年8月期通期の連結業績見通しは、営業利益と経常利益の業績予想の上方修正を発表しており、以下のとおり。

売上高1300億円（変更なし、前期比17.5％増）
営業利益135億円→150億円（増減率11.1％増、同42.4％増）
経常利益135億円→145億円（同7.4％増、同34.8％増）
最終利益79億円（変更なし、同54.1％増）