
IGポート<3791>は、2025年5月期における主要販売先でNetflix関連の売上が全体の4分の1近くを占めたことがわかった。ここ数年、東宝<9602>関連の売上が最も大きい年が続いていたが、久々にNetflix関連がトップとなった。Netflix StudiosとNetflix Globalからの売上は合計で35億7300万円で、全体の売上に占める割合は24.5%だった。
内訳は、Netflix Studiosが14.0%に相当する20億4000万円で、アニメ制作に関連した売上だった一方、Netflix Globalは同10.5%に相当する15億3200万円で、主に二次利用などのライセンス収益に関連する売上だった(24年5月期はいずれも10%未満だったため、前の期との比較はなし)。ライセンス収益は『君に届け 3RD SEASON』が寄与したとみられる。
他方、前年トップだった東宝<9602>は28億2700万円から15億0100万円に低下した。全体に占める比率は、23.9%から10.3%となった。アニメ制作や版権事業に関連した売上だった。東宝もIGポートの販売先上位に入ることが多い。
会社情報
- 会社名
- 株式会社IGポート
- 設立
- 1987年12月
- 代表者
- 代表取締役社長 石川 光久
- 決算期
- 5月
- 直近業績
- 売上高145億9800万円、営業利益14億2600万円、経常利益14億2000万円、最終利益8億2800万円(2025年5月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3791