【ゲームエンタメ株概況(7/29)】1Q決算が大幅減収減益のコーエーテクモHDが3日続落…一時2000円台割れ　最終益予想減額のさくらインターネットはS安

7月29日の東京株式市場では、日経平均は3日続落し、前日比323.72円安の4万674.55円で取引を終えた。日米の関税交渉の合意を材料に前週に急騰した反動の売り物が続き、下げ幅は一時400円を超える場面があった。

そうした中でゲーム・エンタメ関連株の動きを見てみると、下記の表に登録しているゲーム・エンタメ関連企業96銘柄のうち、上昇は42銘柄(44%)、下落は51銘柄(53%)、変わらずは3銘柄(3%)で、下落した銘柄の方が多かった。

中で、アカツキ<3932>やサンリオ<8136>、オルトプラス<3672>などが買われた。

サイバーエージェント<4751>やDeNA<2432>など主力株の一角もしっかり。

半面、コーエーテクモHD<3635>が3日続落し、2000円台を割り込む場面もあった。コーエーテクモHDは、前日7月28日に発表した1Q算が売上高で前年同期比15.9%減、営業利益で同37.5%減と2ケタ超の減収減益での着地となったことが素直に嫌気されたようだ。

KLab<3656>やエイチームHD<3662>、IGポート<3791>なども安い。

周辺株では、2026年3月期通期の連結最終利益予想の大幅な下方修正を発表したさくらインターネット<3778>がストップ安した。