平和、第1四半期決算は売上高97%増の702億円、営業利益77%増の153億円と大幅増収増益…アコーディア・ゴルフが貢献

平和<6412>は、8月8日、2026年3月期 第1四半期の連結決算を発表し、売上高702億4900万円(前年同期比97.4%増)、営業利益153億5300万円(同77.4%増)、経常利益133億7100万円(同53.2%増)、最終利益81億8000万円(同45.3%増)だった。

・売上高:702億4900万円(同97.4%増)
・営業利益:153億5300万円(同77.4%増)
・経常利益:133億7100万円(同53.2%増)
・最終利益:81億8000万円(同45.3%増)

大幅増収増益となったが、同社では、アコーディア・ゴルフの業績を反映したことに加えて、来場者数・顧客単価が堅調に推移したため、と説明している。

セグメント別の業績は次のとおり。

 

■ゴルフ事業

売上高618億3500万円(同129.2%増)、営業利益147億3600万円(同108.1%増)となった。

ゴルフ事業は、適正な価格施策によるレベニューマネジメントの強化やインバウンド需要の取り込み、女性・若年層ゴルファーの獲得、グループシナジーの創出など、収益の最大化に向けた取り組みを推進した。また、「Night Golf」営業の拡充や、「Cool Cart」(送風機付ゴルフカート)の導入台数の拡大など、多様化するニーズへの対応や猛暑対策を目的とした施策により、競合他社との差別化を一層強化した。さらに、2025年4月にPGMホテルリゾート沖縄の現地開業準備室を設置し、2026年のオープンに向けた準備を着々と進めている。

売上高及び利益面については、前期に取得したアコーディア・ゴルフの業績を反映したこと、来場者数・顧客単価が堅調に推移したことにより、増収、増益となった。

 

■遊技機事業

売上高84億1300万円(同2.3%減)、営業利益13億8400万円(同39.1%減)となった。

遊技機事業は、パチンコ機は「e範馬刃牙」等を発売し、販売台数6000台(同4000台減)、パチスロ機は「L麻雀物語」、「L ToLOVEるダークネス TRANCE ver.8.7」等を発売し、販売台数1万2000台(同3000台増)となった。

売上高及び利益面については、パチスロ機の販売が増加したものの、パチンコ機の販売が減少したため、減収、減益となった。

 

■2026年3月期の見通し

2026年3月期の業績は、売上高2959億円(前期比102.9%増)、営業利益580億円(同109.5%増)、経常利益478億円(同124.1%増)、最終利益231億円(同76.8%増)、EPS234.22円を見込む。

・売上高:2959億円(同102.9%増)
・営業利益:580億円(同109.5%増)
・経常利益:478億円(同124.1%増)
・最終利益:231億円(同76.8%増)
・EPS:234.22円

【通期計画に対する進捗率】
・売上高:23.7%
・営業利益:26.5%
・経常利益:28.0%
・最終利益:35.4%