NJホールディングス、26年6月期のゲーム事業は増収増益を計画…運営タイトルの海外対応や新規受注案件の採算改善で

エヌジェイホールディングス<9421>は、2026年6月期ではゲーム事業は増収増益を見込んでいる。主にゲーム運営フェーズにおける海外対応事業の拡大に加えて、新規受注案件における収益性の改善の取り組みが効果を発揮するとのこと。

同社のゲーム事業は、ゲームスタジオ、トライエース、ウィットワン、ウィットワン沖縄、テックフラッグで構成される。開発中の案件は、F2Pタイトルを中心とする「スマホ型」は0件で、「パッケージ型」が3件となっている。

業績推移は以下の通り。一時は3四半期で営業損失を計上した時期もあったが、安定した利益計上を行うようになっている。「Nintendo Switch 2」の発売など、主流ハードの世代交代が進み、同社への引き合いが増えることが期待される。　

なお、会社全体の2026年6月期の業績は、売上高99億1000万円(前期比8.8%増)、営業利益1億5000万円(同193.5%増)、経常利益1億3000万円(同311.2%増)、最終利益1億1000万円(同245.4%増)、EPS20.78円を見込んでいる。

・売上高:99億1000万円(同8.8%増)
・営業利益:1億5000万円(同193.5%増)
・経常利益:1億3000万円(同311.2%増)
・最終利益:1億1000万円(同245.4%増)
・EPS:20.78円