【GooglePlay(8/23～8/29)】『FGO』の連続首位は18日連続でストップ　4.5周年の『ウマ娘』が取って代わる　『ポケモンGO』も安定した強さ

25年8月23日～29日のGoogle Play売上ランキング上位の状況を振り返っていこう。まず、1週間のまとめからみていきたい。

【『Fate/Grand Order』の強さ】
週の初めである8月25日には、『Fate/Grand Order』が首位を維持し、その後も8月26日まで18日連続で首位をキープする強さを見せた。

【『ウマ娘 プリティーダービー』首位獲得】
8月26日に『ウマ娘 プリティーダービー』が13ランクアップで3位に浮上し、翌8月27日には4.5周年キャンペーンと新育成ウマ娘の登場により首位を獲得した。その後も首位を維持している。

【『パズル&ドラゴンズ』の「鬼滅の刃」コラボ効果】
8月25日に『パズル&ドラゴンズ』が8位に急浮上し、8月26日も続伸して7位となるなど、「鬼滅の刃」コラボイベントが売上に大きく貢献した。

【『雀魂-じゃんたま-』の急浮上】
8月25日に『雀魂-じゃんたま-』が15位に急浮上した。期間限定イベントや新雀士の登場が順位上昇の要因となった。

平日朝の状況は以下のとおり。

■ 25年8月25日 (月)
■ 25年8月26日 (火)
■ 25年8月27日 (水)
■ 25年8月28日 (木)
■ 25年8月29日 (金)

■ 25年8月25日 (月)

8月25日9時現在のGoogle Playのセールスランキングは、FGO PROJECTの『Fate/Grand Order』の首位が続いた。

トップ10圏内では、ガンホー<3765>の『パズル＆ドラゴンズ』が8位に飛び込んできた。『パズドラ』は、8月22日10時より、アニメ「鬼滅の刃」とのコラボイベント・キャンペーンを開催しており、新たに「伊黒小芭内」「不死川実弥」「悲鳴嶼行冥」「童磨」「獪岳」「鳴女」のほか、「竈門炭治郎&竈門禰豆子」や「時透無一郎&甘露寺蜜璃」などセットで描かれた新キャラクターも登場していることが売上に大きく寄与しているようだ。

出所：Sensor Tower

また、Yostarの『雀魂-じゃんたま-』が15位に急浮上してきた。『雀魂』は、8月20日メンテナンス後より、期間限定イベント「海の秘宝を求めて」などを開催しているほか、新特別雀士「璃央」（CV：下地 紫野）を実装していることなどが足元の順位上昇につながているもよう。

出所：Sensor Tower

ほか、スクウェア・エニックスとAiming<3911>の『ドラゴンクエストタクト』や、ポノスの『にゃんこ大戦争』などがトップ30圏内に復帰した。

■ 25年8月26日 (火)

8月26日9時30分現在のGoogle Playのセールスランキングは、FGO PROJECT『Fate/Grand Order』が首位をキープした。これで18日連続の首位となった。昨日18時より「第2部 終章」を全マスターで迎えるための「Final Order Project」の一環として、メインクエスト第2部のクリアを応援するキャンペーンを開催している。

 出所：Sensor Tower(センサータワー)

こうしたなか、Cygames『ウマ娘 プリティーダービー』が13ランクアップの3位と順位を大きく上げた。8月24日よりリリースから4.5周年を記念して、4.5th Anniversary キャンペーンを開催しており、売上を伸ばしているようだ。ゲーム内では最大100連ガチャが無料で引けるほか、ジュエルが最大6000個のプレゼントを行うとともに、新たな育成ウマ娘「[緋想の誓衣]スティルインラブ」が登場するガチャも開催している。

 出所：Sensor Tower(センサータワー)

このほか、『鬼滅の刃』コラボの『パズル＆ドラゴンズ』も続伸して8位となったほか、セガ『ペルソナ5: The Phantom X』がTOP30に復帰した。イベント「いばらの試練」とともに、★５怪ドル「椎名 悠美/コードネーム：フィービー」(CV.原 由実)をピックアップする怪ドル契約「至福のカクテル」を開催しており、売上を伸ばしている模様だ。

 出所：Sensor Tower(センサータワー)

■ 25年8月27日 (水)

8月27日9時現在のGoogle Playのセールスランキングは、Cygamesの『ウマ娘 プリティーダービー』が首位に立った。FGO PROJECTの『Fate/Grand Order』の首位キープは18日連続で途切れた形となる。

『ウマ娘』は、8月24日より開催中の4.5th Anniversary キャンペーン、中でも新たな育成ウマ娘「★3 [緋想の誓衣]スティルインラブ」が登場した「4.5th Anniv. プレミアム プリティーダービーガチャ」の実施が首位獲得の原動力となっているようだ。

出所：Sensor Tower

また、無料ランキングでは、HYBEのゲーム事業部門であるDRIMAGEが8月19日にリリースした新作『OZ Re:write（オズ リライト）』が6位にランクインしている。本作は、現代文明と異世界が融合した独自の世界観や、おとぎ話を再解釈して制作された個性豊かな英雄たちと共に描く、新感覚の異世界リライトファンタジー。なお、リリース時より、「ピーター・パン」に登場する妖精キャラクターがモチーフとなっている新キャラクター「ベル」がピックアップガチャに登場しており、セールスランキングでもその存在感を示すことができるのかどうか注目される。

■ 25年8月28日 (木)

8月28日9時現在のGoogle Playのセールスランキングは、トップ30圏内に動きがなく、Cygamesの『ウマ娘 プリティーダービー』が首位をキープした。

無料ランキングを見てみると、グローバルギアが8月22日にリリースした新作カジュアルゲーム『ねむい子』が37位に付けている。本作は、ボリュームたっぷりの全32ステージを楽しむことができる謎解き脱出ゲーム。7月1日付でKLab<3656>傘下からSun Asterisk<4053>傘下へと異動になった同社だが、これまでと変わらずに継続的なリリース、そしてヒットタイトルの創出に結びつけていけるか、その動向が注目される。

■ 25年8月29日 (金)

8月29日9時現在のGoogle Playのセールスランキングは、前日に続きトップ30圏内に動きがなく、Cygamesの『ウマ娘 プリティーダービー』の首位が続いた。

週末を挟んでランキングの上昇が期待されるのは、ポケモンとディー・エヌ・エー（DeNA）<2432>、クリーチャーズの『Pokémon Trading Card Game Pocket（ポケポケ）』だろう。『ポケポケ』は、8月28日にテーマ拡張パック「未知なる水域」を追加しており、『ポケットモンスター 金・銀』で出会える伝説のポケモン「ライコウ」「エンテイ」「スイクン」をはじめとしたジョウト地方に登場するポケモンが多数登場していることが売上に大きく貢献してくることが予想される。

既にApp Storeのセールスランキングでは首位を獲得しており、同様の力強い動きとなってくることが期待されるところだ。