【ゲームエンタメ株概況(9/5)】国内証券が投資判断格上げのサイバーエージェントが小幅続伸　8月月次業績好調のブックオフグループHDは高値更新

9月5日の東京株式市場では、日経平均は続伸し、前日比438.48円高の4万3018.75円で取引を終えた。前日の米国市場高に加え、米トランプ大統領による自動車関税引き下げの大統領令への署名を材料に自動車関連株など輸出関連銘柄に買いが広がった。

そうした中でゲーム・エンタメ関連株の動きを見てみると、下記の表に登録しているゲーム・エンタメ関連企業96銘柄のうち、上昇は53銘柄(55%)、下落は41銘柄(43%)、変わらずは2銘柄(2%)で、上昇した銘柄のほうが多かった。

中で、coly<4175>やカヤック<3904>、ブシロード<7803>などが買われた。

SBI証券が同社の投資判断を「中立」から「買い」に格上げし、目標株価を1650円から2010円に引き上げたサイバーエージェント<4751>は小幅続伸した。

周辺株では、2025年8月の月次業績の好調が評価されたブックオフグループHD<9278>が年初来高値を更新した。

半面、イオレ<2334>が大幅反落したほか、オルトプラス<3672>やenish<3667>、サンリオ<8136>などが安い。

日本ファルコム<3723>と『イース』『ドラゴンスレイヤー英雄伝説』『風の伝説ザナドゥ』の全世界向け商品化ライセンス契約を締結したことを材料に前日まで買われていたエディア<3935>は、目先の過熱感の高まりから3日ぶりに反落した。