【ゲームエンタメ株概況(9/10)】自律型DXソリューションの提供開始を発表のテンダが前場引けにかけて急騰 新作『怪獣8号』が好調なアカツキも高い

9月10日の東京株式市場では、日経平均は反発し、前日比378.38円高の4万3837.67円で取引を終えた。米FRB(連邦準備理事会)による利下げへの期待から米国市場が上昇した流れが国内市場にも波及し、朝方から買いが先行した。
そうした中でゲーム・エンタメ関連株の動きを見てみると、下記の表に登録しているゲーム・エンタメ関連企業96銘柄のうち、上昇は56銘柄(58%)、下落は33銘柄(34%)、変わらずは7銘柄(7%)で、上昇した銘柄のほうが多かった。
中で、KLab<3656>や日本ファルコム<3723>などが買われた。
現場が自ら業務を改善できる自律型DXソリューション「TRAN-DX」の提供を開始したと発表したテンダ<4198>が前場引けにかけて急騰し、一時ストップ高まで買われた。
大和証券が投資判断を「2」から「1」に格上げし、目標株価を4200円から5000円に引き上げたソニーグループ<6758>は3日続伸し、年初来高値を更新した。
新作『怪獣8号 THE GAME』が好調な推移を見せているアカツキ<3932>も高い。
半面、イオレ<2334>の下げがきつく、サンリオ<8136>やオルトプラス<3672>などが売られた。

会社情報
- 会社名
- 株式会社アカツキ
- 設立
- 2010年6月
- 代表者
- 代表取締役CEO 香田 哲朗
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高236億5200万円、営業利益39億1500万円、経常利益42億3300万円、最終利益16億4600万円(2025年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3932
会社情報
- 会社名
- 株式会社テンダ
- 設立
- 1995年6月
- 代表者
- 代表取締役会長 取締役会議長 小林 謙/代表取締役社長CEO 薗部 晃
- 決算期
- 5月
- 直近業績
- 売上高55億7400万円、営業利益4億2800万円、経常利益4億4100万円、最終利益2億5700万円(2025年5月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 4198