ゲーム業界向け統合データソリューション「ThinkingData」を提供するシンキングデータは、2025年9月24日（水）に「ThinkingData Summit 2025 Tokyo」を開催する。
本イベントは、ゲーム業界の最前線で活躍するプロフェッショナルが集結し、データとAIを駆使したゲーム運営の未来を探る、年に一度の特別なカンファレンスだ。
今年のテーマは 「ゲーム運営の未来を切り拓く、データとAIの共創」。
国内外から豪華ゲストを招き、現場のリアルな知見や最新事例を共有するセッションが多数予定されている。ここでは、特に注目すべきセッションの見どころを紹介する。
データ・ドリブンで事業を伸ばす
ThinkingDataの創業者・グローバルCEOであるParis氏が、日本で初めての基調講演に挑む。メッセージは明快――「データは正しい意思決定の確率を上げる」。そのために、ゲームデータのコレクション→アクセス→アナリティクス→マイニングという“4層の需要”を土台から満たす重要性を説く。 創業10年で1500社超／8000タイトル超を支えてきた実績に基づく“実装知”を凝縮し、指標の追跡にとどまらないリアルタイムな仮説検証と運用改善の型を示す。
続く白石 陸氏による「データを使いこなす思考・方法・技術」では、この思想を日本の運営現場に落とし込む"回せるデータ運用"の手順を提示。データの完全性、そして誰でも使える分析モデルを提供することで、ゲーム会社が自走できる状態を描く。
日本ゲーム産業の未来
JOGA（一般社団法人 日本オンラインゲーム協会）の植田 修平氏が、日本のコンテンツ産業が直面する構造的課題と競争力の源泉を俯瞰。規制、流通、人材の観点から国内市場の立ち位置を点検し、グローバル競争で勝つための前提条件を提示する。
人気タイトルの舞台裏
SEGAの阿部 裕作氏は『ペルソナ5: The Phantom X』の事例を公開。ThinkingDataを選定した判断軸、既存基盤との住み分け、導入時の落とし穴と回避策、リリース後の活用状況まで、IP×ライブ運営を支える分析基盤の実像を明かす。
AI×データがもたらす新しい体験
コロプラからは菅井健太氏・西尾龍人氏が登壇。AIを取り入れた全社的な取り組みや、ユーザー体験を進化させる事例が紹介される予定だ。 「AIは単なる話題ではなく、どのようにゲーム開発・運営に組み込めるのか？」という問いに対する実践的なヒントが得られるだろう。
世界的ヒットの方程式
Boltray Gamesによる「杖と剣の伝説」ユースケース紹介も見逃せない。急成長を遂げるスタジオが、どのようにデータを駆使して世界的ヒットを生み出したのか。変化の激しい市場を勝ち抜く方程式が明かされる。
「ThinkingData Summit 2025 Tokyo」では、データとAIの共創を軸に、ゲーム運営の最前線を体感できるセッションが揃っている。
データをどう活かすか、AIをどう取り入れるか――現場で悩む方々にとって、ヒントとインスピレーションを得られる一日になるだろう。学びと遊び、真剣さと楽しさ。その両方を体験できる一日を締めくくる特別な夜を、ぜひ会場で体感してみてほしい。
開催概要
名称：ThinkingData Summit 2025 Tokyo
日時：2025年9月24日（水）13:30開始（13:00開場予定）
対象：ゲームデベロッパー／ゲームパブリッシャーにお勤めの方
形式：事前申込・抽選制
今年も多くの業界関係者が集う本イベント。詳細・申込は特設ページをご覧いただきたい。
