
room6は、本日(9月22日)、アドベンチャーゲーム『イタチの家渡り Wandering Through 2000s Tokyo Culture』(以下『イタチの家渡り』)を発表した。
本作は、ゼロ年代の東京サブカルチャーを巡るオカルトサスペンス・アドベンチャー。ライブハウスやメイド喫茶、ロリータ集う神宮橋……2000年代のサブカルチャーの歴史をたどり、訳アリ物件に憑りついた怪異を故郷へ還そう。
■訳アリ物件から始まるサブカル怪異譚
2000年代、東京。
帰る家を失くした大学生、イタチが始めたのは心理的瑕疵物件、いわゆる《訳アリ物件》(令和では事故物件と呼称される)に住むアルバイトだった。履歴書不要、衣食住つき。一週間実際に生活をしながら簡単な確認作業をおこなうだけで、手渡し10万円が得られるボロい仕事のはずだった。唯一のめんどくさい点は、不動産屋の社員、田貫と同居しなきゃならないってこと。
しかし、イタチは知らない。物件には故人となった前住人が遺した怪異「産土(うぶすな)」が居ることを。田貫たち不動産屋の目的はイタチを囮として「産土」を顕現させ、故郷へ還し物件を解放することだという秘密を……
死した若き上京者たちの無念と遺された関係者を訪ねて、東京サブカルチャーを巡る冒険が始まる!

■交叉する2つの視点
調査パートでは、イタチと田貫の2人の視点を切り替えることで物語が進行する。イタチは怪異がまったく見えない一般人……の代わりに、コミュニケーション能力が抜群。初対面のバンギャでもメイドでも、情報集めはお手のもの。対する田貫は人見知りですが、怪異を直接“視る”ことが可能。産土の攻撃を無効化し、情報をつかもう。見えるものの違う視点が交叉することで、隠された真実が明らかになるかも!?
事件の全体像をつかむためには、訳アリ物件に引きこもっているわけにはいかない。街に繰り出して、東京のサブカルスポットを巡ろう。登場するのは、ヴィジュアル系バンドが集う地下のライブハウスや、萌え文化の最前線であるメイド喫茶、ロリータが集まる原宿の神宮橋……2000年代のサブカルチャーの歴史をたどることで、徐々に事件の謎が明かされていく。

■怪異を「あるべきところ」へ還そう
除霊パートでは、「産土結び」と呼ばれる儀式を通じて怪異の正体を突き止める。調査パートで集めた情報やアイテムを使い、産土の「名前」「出身地」「死因」を暴き、産土をあるべき故郷へと還すことが目的だ。ただし除霊中はイタチが常に危険な目に遭うので、間違えるのもほどほどに……。

■収録エピソード
・突然のベーシストの死――バンギャたちの情愛をめぐる「百目鬼ベーシスト」
・誰がメイドを殺したか?――萌え文化とメイドの秘密を明かす「おしらさまメイド」
・過労死したOLの正体――原宿ロリータと働く意味を問う「きのこロリータ」
・故郷との因縁に決着をつけろ――すべての謎が解ける「ななしゴシック」
■「TGS2025」で『イタチの家渡り』プレイアブル展示決定&フォトスポット登場
9月25日から28日まで幕張メッセで開催される「東京ゲームショウ2025(TGS2025)」インディーゲームコーナー内のroom6ブース(ホール10 C11)にて『イタチの家渡り』のプレイアブル版の試遊展示のほか、ウィッシュリスト登録された方に『イタチの家渡り』オリジナルステッカーを数量限定で配布する。
さらに『イタチの家渡り』『ドーナツの穴』の世界観をイメージしたフォトスポットも登場する。
<『イタチの家渡り』概要>
プラットフォーム:Steam
ジャンル:オカルトサスペンス・アドベンチャー
プレイ人数:1人
発売日:2027年
対応言語:日本語/英語/中国語(簡体字)/中国語(繁体字)
開発:room6
パブリッシャー:room6
▼Steamページ
https://store.steampowered.com/app/3846270/
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