コトブキヤ、26年6月期決算は営業益52%減の7億6400万円 円安・原材価格上昇が収益圧迫 『アルカナディア』アニメ・ゲーム化で認知度向上目指す

壽屋(コトブキヤ)<7809>は、8月14日、2026年6月期の連結決算を発表し、売上高167億7700万円(前の期比1.7%増)、営業利益7億6400万円(同52.5%減)、経常利益8億4300万円(同46.8%減)、最終利益4億9700万円(同54.4%減)と"増収・減益"だった(前年同期は単独決算のため、比較は参考値)。
・売上高:167億7700万円(同1.7%増)
・営業利益:7億6400万円(同52.5%減)
・経常利益:8億4300万円(同46.8%減)
・最終利益:4億9700万円(同54.4%減)


同社では、美少女プラモデル市場において、依然として企業間競争が激しいものの、『メガミデバイス』『創彩少女庭園』『アルカナディア』等の主力の自社IP製品が引き続き売上をけん引した、としている。特に海外における売上が増加しているとのこと。
売上が伸びたものの、継続的な円安傾向や原材料価格の上昇等による製造原価の増加、製品1アイテム毎の売上減少傾向にあるため、前年同期単体実績と比較して収益性が下落したという。これが減益となった主な要因になるようだ。
このほか、壽屋グループの経営効率性の観点から、中国の合弁会社「寿屋風正文化発展有限公司」が営んでいる中国国内のEC事業を中国完全子会社である「上海寿屋進出口有限公司」に移転し、当該合弁会社を清算する方針としたことに伴い、清算に際して発生が見込まれる損失を特別損失1億0500万円を計上した。
■2027年6月期の見通し
2027年6月期の業績は、売上高170億円(前期比1.3%増)、営業利益8億円(同4.6%増)、経常利益7億4000万円(同12.2%減)、最終利益5億円(同0.4%増)、EPS61.88円を見込む。株価収益率は21.7倍となる。
・売上高:170億円(同1.3%増)
・営業利益:8億円(同4.6%増)
・経常利益:7億4000万円(同12.2%減)
・最終利益:5億円(同0.4%増)
・EPS:61.88円


フィギュア、プラモデル製品等の企画・開発及び卸売販売、直営店舗・ECサイトによる製品の販売を行う小売販売に取り組んでいく。また、成長戦略推進の取り組みのひとつである海外展開強化の観点から、中国では上海寿屋進出口有限公司、アメリカではKotobukiya America Inc.を通じて海外への販売展開をさらに加速・強化し、コトブキヤブランドの更なる浸透とグローバル市場での展開拡大を目指す。
今後の展開としては、『アルカナディア』等のテレビアニメ放映やゲーム化や自社IPのプロモーション活動等を積極的に行い、コンテンツの更なる認知度向上を図っていく。また、成長戦略推進の取り組みのひとつである「プラモデル・フィギュアに続く新領域の確立」を目指すべく、引き続き研究開発活動を推進する考え。
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会社情報
- 会社名
- 株式会社壽屋(コトブキヤ)
- 設立
- 1953年1月
- 代表者
- 代表取締役社長 清水 一行
- 決算期
- 6月
- 直近業績
- 売上高165億200万円、営業利益16億1000万円、経常利益15億8500万円、最終利益10億9100万円(2025年6月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 7809
