本日新規上場したオーバーラップホールディングス<414A>は、2025年8月期の連結決算(IFRS)について、売上収益86億0100万円(前期比2.4%増)、営業利益31億4400万円(同46.2%増)、税引前利益29億8700万円(同68.5%増)、最終利益20億6000万円(同79.6%増)を計画している。
・売上収益:86億0100万円(同2.4%増)
・営業利益:31億4400万円(同46.2%増)
・税引前利益:29億8700万円(同68.5%増)
・最終利益:20億6000万円(同79.6%増)
・EPS:103円
【第3四半期決算の通期計画に対する進捗率】
・売上収益:70.4%
・営業利益:66.6%
・税引前利益:66.2%
・最終利益:66.6%
主力である自社IPの拡大を成長ドライバーに据え、売上収益は拡大を見込む。マンガやライトノベル、アニメなどの自社IPが堅調に推移すると想定する一方で、ポケモン攻略本などの他社IP関連は新商品の発売を予定していないために減収となる見通しだ。
売上原価は、ロイヤルティや原稿料、人件費、アニメ化作品に伴う償却費の増加により39億8000万円(同13.3%増)を予想している。販売費及び一般管理費については、契約関連資産の償却が前期で終了したことから大幅に減少し、14億7800万円(同46.0%減)となり、営業利益は大きく伸びる見込み。
また、金融費用は前の期に発生したリファイナンス（借換え）に伴う費用がなくなるため、1億5700万円(同58.5%減)に縮小する結果、税引前利益は29億8700万円(同68.5%増)、最終利益は20億6000万円(同79.6%増)と、大幅な増益を見込む。
なお、第3四半期累計(2025年8月期)は売上収益60億5500万円で通期計画に対する進捗率は70.4%。主力IPの続巻発売を第4四半期に多く予定しており、想定どおりの進捗状況としている。
