【中国・bilibiliランキング(10/3)】『怪獣８号』第2期が最終話で首位に　『野生のラスボスが現れた！』など秋アニメ6作品がトップ20に登場【スパイスマート調査】

2025年10月3日時点のbilibiliアニメランキングでは、最終回を迎えた『怪獣８号』第2期が堂々の1位を獲得し、有終の美を飾った。配信初期と比べて1週間あたりの再生数は400〜500万回に落ち着いていたものの、最終回は700万回近く再生され、一気に注目を集めた。コメント欄には「終盤の戦闘シーンは良かった」「群像劇として素晴らしかった」「次回シーズンも期待」などの満足の声が並び、評価が必ずしもランキングに反映されていないのでは、と熱心なファンが疑問をなげかける様子も見られた。

『ガチアクタ』は先週から6ランクアップし、ついにトップ3入りを果たした。毎週200万回前後だった視聴数も現在は週300万回を超えるまでに増加しており、作品人気が着実に高まっているのがうかがえる。視聴者からは「迫力満点」「見ていて本当にワクワクする」といった感想が目立ち、特に戦闘シーンの描写に対する評価が高い。

さらに今週から秋アニメの配信がスタートし、すでに6作品がトップ20に食い込んでいる。なかでも『野生のラスボスが現れた！』は今週8位にランクインし、この時点で秋アニメ作品の中では最上位となった。まだ視聴数が少なく評価は非表示となっているため、今後の伸びに注目していきたい。
また、15位から19位には新作アニメが続々と顔をそろえた。その多くは現時点で公開されているのはPVのみという状況だが、その中でも配信がスタートした『元祖！バンドリちゃん』は新作ミニアニメながら9.8という高スコアを獲得した。中国で非常に人気のこのシリーズ新作の配信に、コメント欄には「短すぎる！」「短すぎてインスタントラーメンができあがっていない」「早く次が観たい」といった声が見られ、人気の根強さが見えてくる。

▲ピンク色タイトルは2025年秋アニメ
※順位・・・bilibiliが独自に集計したプラットフォーム上の総視聴数、コメント(弾幕)数、フォロワー数、ユーザー評価などを総合的な表した指標。視聴者人数が少ない場合の総合評価は表示されないため「未評価」と記載
※bilibili動画アニメランキングから実写作品を除外して表示。そのため実際のbilibili順位数字とは異なる場合がある

bilibili動画は中国の大手動画プラットフォームの1つで、最新の日本アニメの放送権を積極的に取得し、独占配信も多い。またbilibiliにおける総視聴数、ユーザー評価などが独自集計されているランキングは中国市場における日本アニメのトレンドを知る有力な指標となっている。

株式会社スパイスマートでは、アニメ・漫画など日本発IPを活用したゲーム展開を支援する一環として、中国における日本アニメの人気動向を定期的に調査・分析しています。IPビジネスや市場分析にご関心のある企業のご担当者様は、ぜひお問い合わせください。

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