
10月10日前場の東京株式市場は反落。日経平均株価は、前営業日比492円69銭安の4万8087円75銭で午前中の取引を終えた。前日までの急騰後の反動に加えて、3連休前ということで利益確定の売りが出ている模様だ。
【主要指数】
・日経225: 48,087.75(-492.69)
・TOPIX: 3,202.10(-55.67)
・ドル/円: 152.93(-0.15)
・ダウ: 46,358.42(-243.36)
・ナスダック: 23,024.63(-18.75)
・SOX: 6,840.20(-19.99)

こうしたなか、ゲーム・エンタメ関連企業をみると、登録されている97銘柄のうち、上昇は13銘柄(13%)、下落は78銘柄(80%)、変わらずは6銘柄(6%)で、売り優勢だった。トーセやシリコンスタジオ、ワンダープラネットなど前日に決算発表を行った銘柄が総じて売られている。
大手ゲーム関連を見ると、バンダイナムコHD<7832>が高く、ソニーG<6758>、任天堂<7974>、セガサミーHD<6460>、コナミG<9766>、スクエニHD<9684>、カプコン<9697>、コーエーテクモHD<3635>が安い。


その他ゲーム会社やディベロッパーは、イマジニア<4644>が高く、日本一ソフト<3851>、ユークス<4334>、エヌジェイHD<9421>が変わらず、ネクソン<3659>、マーベラス<7844>、トーセ<4728>が安い。


モバイルゲーム系の銘柄は、サイバーエージェント<4751>、MIXI<2121>、DeNA<2432>、グリーHD<3632>、ガンホー<3765>、アカツキ<3932>、コロプラ<3668>、ケイブ<3760>、モバイルファクトリー<3912>が安い。

アニメやホビーなどその他コンテンツ関連銘柄は、タカラトミー<7867>、サンリオ<8136>が高く、東宝<9602>、KADOKAWA<9468>、IGポート<3791>、GENDA<9166>、東映アニメ<4816>、エディア<3935>、フリュー<6238>、ブシロード<7803>が安い。


最後に騰落ランキングを見ると、バリューアクト・キャピタル・マネジメントによる大量保有が判明したサン電子<6736>が大幅高となったほか、クシム<2345>、まんだらけ<2652>、モイ<5031>が値上がり率上位となり、シリコンスタジオ<3907>、ワンダープラネット<4199>、オーバーラップHD<414A>が値下がり率上位となった。Link-U<4446>は朝方は高かったが、買い一巡後は徐々に上げ幅を縮小し、引け前にマイナスに転じた。



■ゲーム・エンタメ関連株一覧

※時価総額の単位は億円。