【Steam(10/4～10/10)】『デジモンタイムストレンジャー』と『Battlefield6』が大活躍　『星の翼』や『遊戯王MD』も首位争いに参加

25年10月4日～10日のSteam売上ランキング上位の状況を振り返っていこう。まず、首位争いの状況から見ていくと、新作が強さを発揮した1週間だった。バンダイナムコエンターテインメント『デジモンストーリー タイムストレンジャー』が前週から6日間にわたって首位を獲得した。中盤に入ると、エレクトロニック・アーツ『Battlefield™ 6』が支配した。週後半には、『遊戯王マスターデュエル』や『星の翼』など運用型ゲームも首位争いに参加した。

平日朝の状況は以下のとおり。

■ 25年10月6日 (月)
■ 25年10月7日 (火)
■ 25年10月8日 (水)
■ 25年10月9日 (木)
■ 25年10月10日 (金)

■ 25年10月6日 (月)

10月6日9時45分現在の国内Steam売上ランキングは、バンダイナムコエンターテインメント『デジモンストーリー タイムストレンジャー』が首位をキープした。週末もポジションをキープしており、これで5日連続の首位となった。SNSなどでも高く評価する動画が目に付くが、ユーザーレビューについても「非常に好評」と高い評価を得ている。

2位は、エレクトロニック・アーツ『Battlefield™ 6』で前週末と変わらず。こちらは10月11日に発売を控えているが、週末も順位は変わらなかった。本作はシリーズ最新作で、近未来(2027年)の世界を舞台にした大規模FPS。歩兵戦から戦車・航空機までを駆使し、リアルな破壊表現と広大なマップが特徴。最大プレイヤー数のマルチプレイやキャンペーン、バトルロイヤルなど多彩なモードを備え、戦場の臨場感と自由度を追求しているという。

そして、Re,AER『魔法少女ノ魔女裁判』が再びランクアップして3位に返り咲いた。これ以外にも『Stellar Blade™』『モンスターハンターワイルズ』『Ghost of Tsushima DIRECTOR'S CUT』などセール開催タイトルの上昇が目立っているが、オータムセールの終了が近づいているため、駆け込み的な購入と見られる。

■ 25年10月7日 (火)

10月7日9時40分現在の国内Steam売上ランキングは、バンダイナムコエンターテインメント『デジモンストーリー タイムストレンジャー』が首位をキープした。これで6日連続となった。2位『Battlefield™ 6』、3位『魔法少女ノ魔女裁判』が続くTOP3に変わりはなかった。 

昨晩までオータムセールを行っていたタイトルが上位に残っており、宴の余韻が残る順位といった印象で、週後半から発売される新作で順位がどう変わるか注目される。

今回のオータムセールでは、『Stellar Blade™』や『Ghost of Tsushima DIRECTOR'S CUT』などSIEのタイトルや、『Street Fighter 6』や『モンスターハンターワイルズ』などカプコンのタイトルが強さを目立った。

この後に『ペルソナ3 リロード』『ペルソナ5 ザ・ロイヤル』『メタファー：リファンタジオ』などアトラスのタイトルが続き、『サイバーパンク2077』や『ARK: Survival Ascended』などセール開催時のよく購入される定番タイトルも上位に入っていた。

このほか、『魔法少女ノ魔女裁判』(10月14日まで開催)や『都市伝説解体センター』など人気インディーゲームが入っている点も注目される。昨今のインディーゲームの盛り上がりを象徴しているように思われる。

■ 25年10月8日 (水)

10月8日9時40分現在の国内Steam売上ランキングは、エレクトロニック・アーツ『Battlefield™ 6』が首位を獲得した。10月11日にリリースする予定だ。本作は、Battlefieldシリーズ最新作で、、近未来（2027年）の世界を舞台にした大規模FPS。歩兵戦から戦車・航空機までを駆使し、リアルな破壊表現と広大なマップが特徴。最大プレイヤー数のマルチプレイやキャンペーン、バトルロイヤルなど多彩なモードを備え、戦場の臨場感と自由度を追求している。

バンダイナムコエンターテインメント『デジモンストーリー タイムストレンジャー』は2位となり、連続首位は6日でストップした。さきほどまとまった週間ランキング(9月30日～10月7日)で首位に立った。セールで押され気味だった『エーペックスレジェンズ』も3位に順位を戻してきた。

セールが終了したことで半数近くが入れ替わったが、新作ではバンダイナムコエンターテインメント『リトルナイトメア3』が12位にランクインした。10月10日にリリースする予定だ。リトルナイトメアシリーズの最新作で、　新たな主人公のロゥとアローンの二人が力を合わせ、「ノーウェア」から抜け出す方法を探す冒険に出かける。妄想に満ちた危険な世界で生き残り、謎を解いたり、トラップを回避しながら、陰に潜む危険に立ち向かう。本日ゲームプレイトレーラーが公開となった。

■ 25年10月9日 (木)

10月9日9時40分現在の国内Steam売上ランキングは、エレクトロニック・アーツ『Battlefield™ 6』が首位を獲得した。これで2日連続となる。

コナミデジタルエンタテインメント『Yu-Gi-Oh! Master Duel』が前日20位から2位に浮上した。儀式戦術の新勢力「巳剣」が登場する新セレクションパック「ルーラーズ・プロヴィデンス」を追加しており、売上を伸ばしている模様だ。新たな姿となった「エンシェント・フェアリー・ライフ・ドラゴン」や「征竜」、「オルフェゴール」の追加カードも収録するほか、「魔術師の弟子－ブラック・マジシャン・ガール」も登場する。

新作では、qureate『へべれけ ばにーがーでん』が4位に登場した。世界のお紳士たちを魅了した『バニーガーデン』のスピンオフ作品で、今回はアクションゲームとなる。酔っぱらって思うように歩けない“へべれけ”状態のキャストを操作し、さまざまな危険が待ち受ける帰り道を突破していく。ままならない足取りのキャストを無事に自宅まで送り届けることが使命となる。

■ 25年10月10日 (金)

10月10日9時40分現在の国内Steam売上ランキングは、エレクトロニック・アーツ『Battlefield™ 6』が首位だった。これで3日連続となる。

 この日は運用型ゲームの好調が目立った。盛天ゲーム『星の翼』が前日17位から2位にランクアップした。中国の新興フィギュアブランド『大漫匠アニメスター（Animester3）』との限定コラボキャラクター「白龍騎士‐ガラハッド・暁」を昨日10月9日より実装しており、売上を伸ばしている模様だ。

また、KURO GAMESのオープンワールドのアクションRPG『Wuthering Waves、鳴潮』が86位から5位に急上昇を見せた。大型アップデートとしてVer2.7「暗き潮に映る夜明け」を配信しており、メインストーリーとともに、ガルブレーナと仇遠が限定ガチャに追加している。

同じく急上昇を見せたのはコーエーテクモゲームス『レスレリアーナのアトリエ』だった。昨日より『DEAD OR ALIVE Xtreme Venus Vacation』コラボ中編を開催している。ストーリーイベント中編とともに、★3 レスナ【ヴィーナス・ノヴァ】の追加が行われており、ユーザーから好評のようだ。