【ゲームエンタメ株前場(10/15)】ほぼ全面高も買い戻しが主体か Link-Uが連日の年初来高値更新 エディアも大幅高【チャート掲載】

10月15日前場の東京株式市場は反発。日経平均株価は、前営業日比615円99銭高の4万7463円31銭で午前中の取引を終えた。前日の急落後の買い戻しまたは自律反発狙いの買いが入ったようだ。国内政局や米中貿易摩擦などが懸念され一時伸び悩む時間帯もあったが、引けにかけて一段高となった。

 

【主要指数】
・日経225: 47,463.31(+615.99)
・TOPIX: 3,174.70(+40.71)
・ドル/円: 151.13(-0.67)
・ダウ: 46,270.46(+202.88)
・ナスダック: 22,521.70(-172.91)
・SOX: 6,570.33(-153.14)

 

こうしたなか、ゲーム・エンタメ関連企業をみると、登録されている97銘柄のうち、上昇は83銘柄(86%)、下落は11銘柄(11%)、変わらずは3銘柄(3%)だった。ほぼ全面高となったが、買い戻しが主体で、前日の下落分を取り戻す動きにとどまる銘柄が多いように見える。

大手ゲーム関連を見ると、ソニーG<6758>、任天堂<7974>、バンダイナムコHD<7832>、コナミG<9766>、スクエニHD<9684>、カプコン<9697>、コーエーテクモHD<3635>が高く、セガサミーHD<6460>が安い。

 

その他ゲーム会社やディベロッパーは、マーベラス<7844>、日本一ソフト<3851>、イマジニア<4644>、エヌジェイHD<9421>が高く、ネクソン<3659>、トーセ<4728>、ユークス<4334>が安い。

 

モバイルゲーム系の銘柄は、サイバーエージェント<4751>、MIXI<2121>、DeNA<2432>、グリーHD<3632>、ガンホー<3765>、コロプラ<3668>、ケイブ<3760>、モバイルファクトリー<3912>が高く、アカツキ<3932>が安い。

 

アニメやホビーなどその他コンテンツ関連銘柄は、タカラトミー<7867>、サンリオ<8136>、東宝<9602>、GENDA<9166>、東映アニメ<4816>、エディア<3935>、フリュー<6238>、ブシロード<7803>が高く、KADOKAWA<9468>、IGポート<3791>が安い。

 

最後に騰落ランキングを見ると、Link-U<4446>が連日の年初来高値を更新し、本日決算発表のエディア<3935>が大幅高。サン電子<6736>、クルーズ<2138>が値上がり率上位に入った。他方、イオレ<2334>、テンダ<4198>、ネクソン<3659>、Aiming<3911>が値下がり率上位となった。

 

 

■ゲーム・エンタメ関連株一覧※時価総額の単位は億円。