【ゲームエンタメ株前場(10/16)】政局不安後退で高市トレード再び エディアやIGポート、東宝、松竹など決算発表銘柄に動き【チャート掲載】

10月16日前場の東京株式市場は続伸。日経平均株価は、前営業日比415円40銭高の4万8088円07銭で午前中の取引を終えた。自民党と日本維新の会が政策協議を開始したことを手がかりに買い戻しが入り、一時528円高まで買われた。

 

【主要指数】
・日経225: 48,088.07(+415.40)
・TOPIX: 3,199.18(+15.54)
・ドル/円: 150.73(-0.37)
・ダウ: 46,253.31(-17.15)
・ナスダック: 22,670.08(+148.38)
・SOX: 6,767.06(+196.73)

 

こうしたなか、ゲーム・エンタメ関連企業をみると、登録されている97銘柄のうち、上昇は38銘柄(39%)、下落は54銘柄(56%)、変わらずは5銘柄(5%)で、売り優勢だった。高市トレードが再び活発になったことでエンタメ系は総じて動きは鈍いものの、エディアや買取王国、東宝、松竹、IGポートなど決算発表銘柄が上下にかかわらず動きが目立った。

大手ゲーム関連を見ると、コナミG<9766>、カプコン<9697>、コーエーテクモHD<3635>が高く、ソニーG<6758>、任天堂<7974>、バンダイナムコHD<7832>、セガサミーHD<6460>、スクエニHD<9684>が安い。

 

その他ゲーム会社やディベロッパーは、ネクソン<3659>、日本一ソフト<3851>、イマジニア<4644>、トーセ<4728>、エヌジェイHD<9421>が高く、マーベラス<7844>、ユークス<4334>が安い。

 

モバイルゲーム系の銘柄は、DeNA<2432>、グリーHD<3632>、ケイブ<3760>、モバイルファクトリー<3912>が高く、サイバーエージェント<4751>、MIXI<2121>、ガンホー<3765>、アカツキ<3932>、コロプラ<3668>が安い。

 

アニメやホビーなどその他コンテンツ関連銘柄は、IGポート<3791>、エディア<3935>、フリュー<6238>が高く、タカラトミー<7867>が変わらず、サンリオ<8136>、東宝<9602>、KADOKAWA<9468>、GENDA<9166>、東映アニメ<4816>、ブシロード<7803>が安い。

 

最後に騰落ランキングを見ると、買取王国<3181>やKLab<3656>、エディア<3935>、IGポート<3791>が値上がり率上位となり、Link-U<4446>、東宝<9602>、オーバーラップHD<414A>、サン電子<6736>が値下がり率上位となった。

  

■ゲーム・エンタメ関連株一覧

※時価総額の単位は億円。