
10月23日前場の東京株式市場は続落。日経平均株価は、前営業日比643円05銭安の4万8664円74銭で午前中の取引を終えた。半導体やAI関連が軟調に推移し、指数を押し下げた。ただ、内需関連の一角は物色される傾向にあるという。
【主要指数】
・日経225: 48,664.74(-643.05)
・TOPIX: 3,250.88(-15.55)
・ドル/円: 152.45(+0.50)
・ダウ: 46,590.41(-334.33)
・ナスダック: 22,740.40(-213.27)
・SOX: 6,677.57(-161.70)

こうしたなか、ゲーム・エンタメ関連企業をみると、登録されている97銘柄のうち、上昇は39銘柄(40%)、下落は49銘柄(51%)、変わらずは9銘柄(9%)で、売り優勢だった。セクター全体としての上値の重さは相変わらずである。その中でも作品のアニメ化を手がかりにアルファポリスが年初来高値を更新するなど個別物色は行われている。
大手ゲーム関連を見ると、バンダイナムコHD<7832>、セガサミーHD<6460>、カプコン<9697>が高く、ソニーG<6758>、任天堂<7974>、コナミG<9766>、スクエニHD<9684>、コーエーテクモHD<3635>が安い。


その他ゲーム会社やディベロッパーは、ネクソン<3659>、マーベラス<7844>、イマジニア<4644>が高く、トーセ<4728>が変わらず、日本一ソフト<3851>、ユークス<4334>、エヌジェイHD<9421>が安い。


モバイルゲーム系の銘柄は、MIXI<2121>、DeNA<2432>、ガンホー<3765>が高く、グリーHD<3632>が変わらず、サイバーエージェント<4751>、アカツキ<3932>、コロプラ<3668>、ケイブ<3760>、モバイルファクトリー<3912>が安い。


アニメやホビーなどその他コンテンツ関連銘柄は、東宝<9602>、KADOKAWA<9468>、東映アニメ<4816>、フリュー<6238>が高く、タカラトミー<7867>、サンリオ<8136>、IGポート<3791>、GENDA<9166>、エディア<3935>、ブシロード<7803>が安い。


最後に騰落ランキングを見ると、ガーラ<4777>やアルファポリス<9467>、セルシス<3663>、マーベラス<7844>が値上がり率上位となり、イオレ<2334>、サイバーステップ<3810>、エディア<3935>、オルトプラス<3672>が値下がり率上位となった。


■ゲーム・エンタメ関連株一覧

※時価総額の単位は億円。