【ゲームエンタメ株前場(11/5)】好決算の任天堂が買われるも軟調な全体相場の影響で上げ幅縮小【チャート掲載】

11月5日前場の東京株式市場は続落。日経平均株価は、前営業日比2393円15銭安の4万9104円05銭で午前中の取引を終えた。米国株式の下落を受けて短期的な過熱感が意識され、ソフト版グループ、アドバンテスト、東京エレクトロンなど指数寄与度の大きい値がさ株が下落し、一時2400円を超える下落となる場面もあった。当面の下値目処として意識されているのは25日移動平均線の4万8520円だという。

 

【主要指数】
・日経225: 49,104.05(-2,393.15)
・TOPIX: 3,202.56(-107.58)
・ドル/円: 153.26(-0.42)
・ダウ: 47,085.24(-251.44)
・ナスダック: 23,348.64(-486.09)
・SOX: 6,979.57(-291.40)

 

こうしたなか、ゲーム・エンタメ関連企業をみると、登録されている97銘柄のうち、上昇は12銘柄(12%)、下落は81銘柄(84%)、変わらずは4銘柄(4%)で、売り優勢だった。

大手ゲーム関連を見ると、好決算の任天堂<7974>が買われたものの、全体相場の軟調な動きもあって前引けにかけて徐々に上げ幅を縮小した。バンダイナムコHD<7832>、スクエニHD<9684>が高く、ソニーG<6758>、セガサミーHD<6460>、コナミG<9766>、カプコン<9697>、コーエーテクモHD<3635>が安い。

 

その他ゲーム会社やディベロッパーは、日本一ソフト<3851>、トーセ<4728>が高く、エヌジェイHD<9421>が変わらず、ネクソン<3659>、マーベラス<7844>、イマジニア<4644>、ユークス<4334>が安い。

 

モバイルゲーム系の銘柄は、モバイルファクトリー<3912>が変わらず、サイバーエージェント<4751>、MIXI<2121>、DeNA<2432>、グリーHD<3632>、ガンホー<3765>、アカツキ<3932>、コロプラ<3668>、ケイブ<3760>が安い。

 

アニメやホビーなどその他コンテンツ関連銘柄は、タカラトミー<7867>、サンリオ<8136>、東宝<9602>が高く、KADOKAWA<9468>、IGポート<3791>、GENDA<9166>、東映アニメ<4816>、エディア<3935>、フリュー<6238>、ブシロード<7803>が安い。

 

最後に騰落ランキングを見ると、任天堂<7974>やサンリオ<8136>、coly<4175>、KLab<3656>が値上がり率上位となり、ディー・エル・イー<3686>、サイバーステップ<3810>、GENDA<9166>、東京通信G<7359>が値下がり率上位となった。

 

 

■ゲーム・エンタメ関連株一覧

※時価総額の単位は億円。