
Kaguya Projectは、氷冠スタジオが開発するダークファンタジービジュアルノベル『Knight Case Files (ナイト・ ケース・ファイルズ)』を、Steamにて2025年11月27日にリリースした。価格は2380円である。
本作は、19世紀風異世界を舞台に、不死鳥王国の新人騎士ヴィルヘルムが死霊魔術師の陰謀に対峙する事件解決型のビジュアルノベルゲームである。リアクションボイスを組み合わせたパートボイス仕様だが、フルボイスと謙遜ないリッチな仕上がりとなっている(日本語音声のみ)。プレイヤーの選択によって、物語は4種類の異なる結末を迎える。
クリエイティブディレクターの紫江凜氏は「個人主導だからこそ、昨今の企業ではコストの都合でなかなか作らないであろうレベルまで作り込んだゲームとなりました。私達の本気を味わってみてください」とのコメントを寄せた。
【コンテンツ概要】
▼個性的な世界観
19世紀風異世界ローファンタジーの世界観であり、500年に一度死んで蘇る不老不死種族の《不死鳥族》や、魂を他の肉体に移動させることで不老不死を得た《邪巳族》といった個性的な種族が登場する。過去に邪巳族が他種族の死体を不老不死研究に利用し、報復を受け迫害された歴史を持つ不死鳥王国が物語の舞台となる。
▼バッドエンドと通常プレイの交錯
本作におけるバッドエンドは単なる失敗ではなく、物語の裏側や黒幕の視点で描かれる「1万文字超えのエンディングストーリー」であり、壮大な物語の一部である。プレイヤーはバッドエンドの情報から真実を探り、結末を定める。バッドエンドからは速やかに通常プレイルートに戻れるため、退屈なやり直しをせずに物語に集中できる。
▼特徴的なキャラクター
主人公は、死体を試し切りして剣技を身につけ《死体殺し》の異名を持つ新人騎士ヴィルヘルム(CV:林重吾)。ヒロインは、男と女の姿を持つ天才錬金術師トファーフ(女の姿CV:績利、男の姿CV:みみっく=わんだぁぼっくす)。そのほか、一度死んで不老不死種族として蘇り未来視の能力を持つシャッテン(CV:佐伯匠)や、シャッテンの血を求めて執着するヴィルヘルムの上司リヒト(CV:逢沢光明)、病気の体を捨てて動く球体関節人形として蘇った悪役令嬢マルガレーテ(CV:野田真理愛)などが登場する。









▼トレーラー/PVなど
■関連サイト
▼Steamストアページ
https://store.steampowered.com/app/2656440/Knight_Case_Files/