【ゲームエンタメ株前場(12/17)】雇用統計通過もイベント控えて様子見ムード monoAIやKLab、モバファクなど一部中小型株に短期資金か【チャート掲載】

12月17日前場の東京株式市場は反発。日経平均株価は、前営業日比170円42銭高の4万9553円71銭で午前中の取引を終えた。小幅高で寄り付いた後、マイナスに転じたが、買い戻しが入ってプラスに転じた。ただ、米国雇用統計は無事通過したものの、日銀金融政策決定会合や米国消費者物価指数を控えており、様子見ムードが広がっているという。

 

【主要指数】
・日経225: 49,553.71(+170.42)
・TOPIX: 3,371.65(+1.15)
・ドル/円: 154.90(+0.16)
・ダウ: 48,114.26(-302.30)
・ナスダック: 23,111.46(+54.05)
・SOX: 6,958.44(-31.97)

 

こうしたなか、ゲーム・エンタメ関連企業をみると、登録されている97銘柄のうち、上昇は37銘柄(38%)、下落は56銘柄(58%)、変わらずは4銘柄(4%)で、売り優勢だった。全体の手詰まりムードから昨日に続いて値動きの軽い中小型株の一角に短期資金が向かっているようだ。

monoAI technology<5240>やKLab<3656>が大幅高となったほか、モバイルファクトリー<3912>も年初来高値を更新し値上がり率上位に入った。他方、Link-U<4446>、アクセルマーク<3624>、enish<3667>、サイバーステップ<3810>が値下がり率上位となった。

 

大手ゲーム関連を見ると、バンダイナムコHD<7832>、カプコン<9697>、コーエーテクモHD<3635>が高く、ソニーG<6758>、任天堂<7974>、セガサミーHD<6460>、コナミG<9766>、スクエニHD<9684>が安い。

 

その他ゲーム会社やディベロッパーは、トーセ<4728>、エヌジェイHD<9421>が高く、ネクソン<3659>、マーベラス<7844>、日本一ソフト<3851>、イマジニア<4644>、ユークス<4334>が安い。

 

モバイルゲーム系の銘柄は、サイバーエージェント<4751>、DeNA<2432>、アカツキ<3932>、モバイルファクトリー<3912>が高く、MIXI<2121>、グリーHD<3632>、ガンホー<3765>、コロプラ<3668>、ケイブ<3760>が安い。

 

アニメやホビーなどその他コンテンツ関連銘柄は、GENDA<9166>、エディア<3935>、フリュー<6238>、ブシロード<7803>が高く、タカラトミー<7867>、サンリオ<8136>、東宝<9602>、KADOKAWA<9468>、IGポート<3791>、東映アニメ<4816>が安い。

  

■ゲーム・エンタメ関連株一覧

※時価総額の単位は億円。