TBSホールディングス<9401>は、常務取締役の井田重利氏が本日12月25日をもって辞任したと発表した。同社では、辞任理由について、交際費の不正な精算申請が判明したため、と説明している。
2025年12月上旬の内部通報を契機に外部専門家の協力を得て調査を実施したところ、井田氏は、実際には同社グループ役職員との懇親や慰労目的の会食などであったにもかかわらず、社外関係者との会食として交際費の不正な精算申請を行い、その申請額を受領していたことが明らかになった。
井田氏は、この事実を認めたうえで、自身がコンプライアンス担当の取締役であったことなど責任の重大性を認識し、不正に精算した交際費を過去に遡って返金する意向を示し、取締役の辞任を申し出たという。
同社は、ステークホルダーの皆様の信頼を裏切る、決してあってはならない行為であるとして謝罪した。今後は、再発防止に取り組み、引き続きコーポレートガバナンスの強化に努めていくとしている。
会社情報
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- 株式会社TBSテレビ