Yostar×Manjuu Gamesが手掛ける新作『アズールプロミリア』CBTプレイレポ 探索、バトル、農園まで支える“キボ”がゲームのカギ

YostarとManjuu Gamesの共同パブリッシングが予定されているiOS / Android / Windows向けファンタジーワールドRPG『アズールプロミリア』。本作は『アズールレーン』でもおなじみのManjuu Gamesが手掛ける新作で、多様な種族と幻想的な生き物「キボ」が共生するプロミリア大陸を舞台に、壮大な物語が描かれる。

今回、PC版のクローズドβテストに参加する機会を得られたので、本稿ではそのプレイレポートをお届けする。

プロミリア大陸の探索とバトルの基本を紹介

冒頭でも触れた通り、本作の舞台となるのは人間、エルフ、獣人など多様な種族と、幻想的な生き物「キボ」が共生するプロミリア大陸だ。ファンタジー色の強い世界観が特徴で、草木が生い茂るフィールドや、どこか不思議な雰囲気を漂わせる生き物たちが、冒険心をくすぐってくれる。

プレイヤーは、予言された「星臨者」としてプロミリア大陸に降り立つことになる。ただし、主人公はどうやら記憶を失っている様子。自分が何者なのか、なぜこの大陸にやってきたのかも分からないまま物語が始まるため、プレイヤー視点でも謎が謎を呼ぶ導入になっている。

ちなみに、主人公のビジュアルはゲーム開始時に男性・女性から選択可能。どちらを選んでも物語の大筋は変わらないようだが、主人公もボイス付きで会話に参加するため、好みに合わせて選べるのはうれしいところ。

ゲームの基本的な流れは、オンラインRPGの王道を踏襲。プレイヤーは広大なフィールドを駆け巡り、各地でメインクエストを受注しながらストーリーを進めていく。目的地へ向かい、キャラクターと会話し、フィールドを探索し、時には敵と戦う。こうしたサイクルを繰り返していくうちに、さまざまなエリアや新要素が解放されていく。

広大なフィールドと書いたが、いわゆるオープンワールド的に果てしなく広がっているというより、ひとつひとつのエリアに遊びが詰め込まれている印象が強い。プレイヤーと共に戦うキボが野生のモンスターとして徘徊していたり、クラフトに使えそうな素材がいたるところに散りばめられていたりと、移動中も自然と寄り道したくなる作りになっている。

また、フィールドは平面的ではなく、段差や高低差を活かした立体的な構造も多い。道なりに進むだけでなく、周囲を見渡してみると宝箱やギミックが見つかることもあり、ついつい探索範囲を広げたくなってしまう。メインクエストを追いかけているだけでも十分に遊べるが、少し脇道に逸れるだけで新しい発見があるのは、本作の大きな魅力のひとつだ。

バトルはアクションRPG形式で展開される。今回プレイしたのはPC版で、操作はマウスとキーボードが基本。ゲームパッドにも対応していたが、少なくともクローズドβテストの時点では、マウスとキーボードの組み合わせのほうが各種アクションをまんべんなく扱いやすい印象だった。

基本操作は、左クリックで通常攻撃、長押しでチャージ攻撃、右クリックでガードや回避といった形。攻撃を連続で叩き込むだけでなく、敵の動きを見てタイミングよく回避するとカウンター攻撃につながるなど、アクションゲームらしい手触りも用意されている。キャラクターによってはアクロバティックな動きも可能で、見た目にも華やかなバトルを楽しめた。

強力なボスとの戦いでは、敵の攻撃タイミングを見極めてパリィを狙ったり、態勢ゲージを削りきってブレイク状態に持ち込んだりすることも重要になる。とはいえ、通常のバトルでは細かいシステムを強く意識しすぎなくても、テンポよく攻撃を繰り出していくだけで爽快感を味わえる。

バトルでも、探索でも。本作最大のポイント「キボ」とは

ここまで何度も名前が登場している「キボ」だが、そもそもキボとは何なのか。ざっくり説明すると、敵にも味方にもなるモンスター的な存在だ。

キボはフィールド上に生息しており、プレイヤーに襲いかかってくることもある。しかし、ステラカードと呼ばれるアイテムを使用し、星絆(スターリンク)を結ぶことで仲間にすることが可能だ。
キボによってはすぐに仲間になってくれるものもいれば、ある程度ヒットポイントを削らなければならないものもいる。フィールドで出会い、戦い、仲間にする。この流れはかなり分かりやすく、本作における探索の大きな動機にもなっていると感じた。


仲間にしたキボは、各キャラクターにつき1匹ずつパートナーのように連れ歩くことができる。キャラクターの横にキボがちょこんと付いてくるだけでも愛着が湧くが、もちろん見た目がかわいいだけの存在ではない。探索でもバトルでも、キボはプレイヤーの冒険を大きく支えてくれる。

特に序盤は、道を歩けば次々と新たなキボに出会える状態。戦力アップという意味でも、収集・やりこみ要素という意味でも、見かけたキボは積極的に仲間にしていきたいところだ。また、時間帯によって出現するキボも異なるため、一度探索した場所でも、時間を置いて再び訪れる価値がある。メインクエストを進める合間に、気になるキボを探してフィールドを歩き回るだけでも楽しい。


なお、キボには「元素」と呼ばれるタイプのようなものが設定されており、その種類は全部で9つ。バトルで有利に立ち回るためにも、序盤からなるべくバランスよく、さまざまな元素のキボを揃えておきたい。


多くの元素のキボを仲間にしておくメリットはバトルだけにとどまらない。フィールド上のギミックを解く際にもキボの力が必要になる場面がある。
たとえば、枯れ葉の中に埋もれた宝箱は、火の元素を持つキボに落ち葉を燃やしてもらうか、風の元素を持つキボに葉っぱを吹き飛ばしてもらうことで入手できる。こうした仕掛けが各地に用意されているため、探索中も「このギミックにはどのキボが使えるだろう」と考える楽しさがある。


幸い、キボの切り替えにはショートカットも用意されており、必要な場面でスムーズに呼び出せる。ギミックを見つけるたびにメニューを何度も開かされるような煩わしさは少なく、ストレスなくキボの力を借りながら探索できた。

もちろん、キボはバトルのパートナーとしても大いに役立つ。攻撃系のスキルを持つキボもいれば、補助に長けたキボもおり、編成によって戦い方の幅が広がる。プレイヤーキャラクターだけで戦うのではなく、キボのスキルも含めて立ち回ることで、バトルにほどよい戦略性が生まれている。

また、一緒に冒険していると、キボとキャラクターとの絆レベルが少しずつ上がっていく。絆レベルが上がるとキボのステータスも底上げされるため、単に仲間にして終わりではなく、連れ歩きながら育てていく楽しさも用意されている。さらに、キボ自身のレベルを上げることで、別の姿へ成長することもあるようだ。さすがにこのあたりはクローズドβテストで十分に実体験するところまでは至らなかったが、正式サービス後にじっくり触れてみたい要素のひとつだ。


ゲームを進めると、キボを繰り出して相手の陣地を攻めるストラテジーゲーム風のコンテンツ「キボファイト」も楽しめるようになる。
キボファイトは、キボを配置し、相手の陣地を攻めていくルールになっており、本編のアクションバトルとは異なる遊び方が味わえる。しかも、出撃したキボは成長もするため、単なる寄り道要素ではなく、キボを育てる一環としても触れる意味がある。これだけでもしっかり遊べそうなボリューム感があり、ミニゲームとは軽々しく呼べない出来。

さらに、ストーリーを進めるとクラフト要素も解放される。プレイヤーは自分だけの農園に、さまざまな施設や畑を建設することが可能だ。ここでも活躍するのがキボで、彼らに作業を手伝ってもらうことで、効率よくアイテムを入手できる。

バトルで共に戦い、探索で道を切り開き、時には農園で働いてくれる。キボは単なる仲間モンスターではなく、『アズールプロミリア』の遊び全体を支える存在と言っていいだろう。

『アズールレーン』ファンも、初めて触れる人も楽しめる新作に

本作について、多くの人が気になるであろうポイントが『アズールレーン』との関連性だろう。結論から言うと、少なくとも今回のクローズドβテストで触れた範囲では、世界観やキャラクターに直接的な共通点は見られなかった。

『アズールレーン』ファンからすると少し残念に感じる部分もあるかもしれないが、裏を返せば、誰もが同じスタートラインから楽しめる作品ということでもある。前提知識がなくても物語に入りやすく、純粋に新作ファンタジーワールドRPGとして触れられるのは好印象だった。

一方で、かわいい女性キャラクターのデザインや、動き、表情の見せ方ひとつひとつには、どこか『アズールレーン』を思わせるこだわりも垣間見える。キャラクターの魅力をどう見せるかという部分には、Manjuu Gamesらしさがしっかり感じられた。この点に関してはちょっとした共通点と言えるかもしれない。

かくいう私も、主人公は男性を選択したのだが、操作キャラクターは基本的に女性キャラクターを使用していた。特にストーリー中で仲間になるテララは、序盤から自然と使う機会が多く、気づけばかなり愛着が湧いていた。

そして、やはり本作を語るうえで欠かせないのがキボの存在だ。バトルのパートナーとして共に戦うだけでなく、フィールド探索やギミック攻略、さらには農園での作業まで、キボはさまざまな場面でプレイヤーを支えてくれる。そのおかげで、一般的なオンラインRPGとはまた違った手触りが生まれていた。

クローズドβテストの段階でも、キボを中心にした遊びの広がりは十分に感じられた。正式サービスに向けて、この世界がどのように磨き込まれ、どんなキボやキャラクターたちと出会えるのか。『アズールプロミリア』の今後の展開に期待したい。

© Manjuu Co., Ltd. All rights reserved. © Yostar, Inc. All rights reserved.

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会社情報

会社名
Yostar
設立
2017年1月
代表者
代表取締役社長 李 衡達
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