
Sekappyは、遠野物語カードゲーム『花泥棒に気をつけて 遠野清心禄(とおのせいしんろく)』を、2026年11月上旬に全国発売する。希望小売価格は2,970円(税込)。
本作の主人公格である姫「ねね / 清心尼(せいしんに)」のモデルを、俳優・アーティストののんさんが務めた。清心尼は、1627年に故郷である根城(青森県八戸市)を奪われ、遠野(岩手県遠野市)へ移り、荒廃していた土地を立て直した実在の女性領主です。歴史上きわめて珍しい女大名として、いまも歴史的に語り継がれている人物。
『花泥棒に気をつけて』のシリーズ第1弾『遠野大正伝』は2025年にインディーズ作品としてTales & Tokens株式会社が発売した。その反響を受けて、第2弾『遠野清心禄』はSekappyが製作・販売として加わり、初めて全国流通に乗るのが本作となる。
◆のん ✕ 清心尼——400年前の遠野に、ひとりの女大名がいた
清心尼は、八戸南部氏21代当主。1627年、主家の命により、代々の居城であった根城を奪われ、遠野への転封を受け入れた。当時の遠野は、盗みや争いが絶えない荒れた土地だったと伝えられている。清心尼はその地に入り、領主として遠野を立て直した。女性が家督を継ぎ、一国を治めた例そのものが、この時代にはほとんどない。

『花泥棒に気をつけて 遠野清心禄』は、この清心尼を「ねね」という姫として描く。姫カードは表裏の2面構造になっており、1627年の清心尼と、2027年に転生した現代の姿「千葉ねね」——その両方を、1枚のカードの裏表として持つ。

「ねね / 清心尼」のモデルを務めていただいたのが、作品の舞台となる岩手にご縁のあるのんさん。収録カードには、のんさんをモデルとした描き下ろしのイラスト4点が登場する。
清心尼という人物は、生まれた場所を奪われ、それでも前を向いて、新天地をつくり直した人です。強くて、明るくて、大きな責任を背負っている。この人物を誰に託すか、本作の企画段階でいちばん時間をかけて考えたところでした。
その清心尼のモデルをのんさんに引き受けていただいたことで、400年前に実在した女大名に、あらたな命が吹き込まれたことを本当にうれしく思います。ゲームでは、カードの効果そのものが清心尼らしさを表しています。遠野の歴史とファンタジーに、遊びを通じて出会っていただけたらと思います。
(ゲームデザイン・原作: 佐々木大輔)
カードになるのは、清心尼だけではない。本作は、実在の歴史をもとにしたファンタジー作品。舞台は岩手県遠野市。カードには、『遠野物語』に伝わるエピソード、遠野で実際に起きた出来事、そして遠野の景観や名物、妖怪・神獣たちが登場する。1627年の南部氏遠野入部を再現した《遠野入部行列》、祖先信仰の《鮭のトーテム》、地域の銘菓《ぶどう飴》など、プレイヤーは遊びながら、歴史と幻想が重なった遠野の中に入り込んでいく。

◆どんなゲームか——TCGのような組合せと、麻雀のような競い合いを、ひとつの卓に
プレイヤーは、幾度も転生を繰り返す姫となり、天から降ってくる霊華(れいか)を競い合う。それを手にした者が、もっとも高き山を手にする——天から降る霊華を三姉妹が奪い合う、柳田國男『遠野物語』第2話に伝わるこの挿話が、シリーズの出発点。
ゲームに使用するカードは3種類だけ。
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カード |
役割 |
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姫 |
プレイヤーの分身。「転生(2027年)」と「回帰(1627年)」の両面を持つ |
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旅 |
山札を構成するカード。イベント、相棒、アイテム、試練 |
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華 |
あがり条件と、3つの得点目標。プレイヤーごとに目的が異なる |
自分の番になったら山札から1枚引き、書かれたことを実行する。それだけの手番の中で、姫だけが使える秘技をどこで切るか、相手が何を狙っているか、そして「あがり」を宣言するか、もう1周まわして役を伸ばすか——TCGのような駆け引きと、麻雀のような役づくりが、同時に動く。
あがりを宣言しても、勝てるとは限らない。 勝敗は、あがった人ではなく全員の合計得点で決まる。早くあがって逃げ切るか、役を伸ばしてから畳むか——その判断そのものが勝負どころ。この一点が、本作をただのカードゲームから戦略ゲームに変えている。
プレイ人数は2〜3人。推奨は3人で、三者三様の目的がぶつかり合う3人卓が本作の本領。プレイ時間は15〜45分、対象年齢は10歳以上。3回戦の通算得点で競う遊び方も用意している。
◆1個で完結し、拡張もできる——「リミテッドカードゲーム」というかたち
本作は、1個のパッケージで完結して遊べるリミテッドカードゲームとして設計されている。
トレーディングカードゲームのように、強くなるためにカードを買い足す必要はなく、箱を開ければ、その場で2〜3人で遊べる。レアリティによる強弱もなく、どの商品も基本の54枚は同じ構成。
そのうえで、第1弾『遠野大正伝』をはじめ、シリーズの他のカードと混ぜて遊ぶこともできる。弾を重ねるほど遊びの幅が広がっていく——買い切りの手軽さと、シリーズとしての拡張性の、両方を持たせた設計だ。
◆開封の楽しみとして、2種類の特別仕様
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仕様 |
内容 |
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姫カードのキラ仕様 |
姫カード3種のうち1種が、ホロ加工の特別仕様でランダムに封入されます |
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「祭」カードの特別版 |
旅カード「祭」が、12個入り1カートンにつき1枚の割合で、ホロ加工の特別版に差し替わります。収録されるのはのんさんモデルの《遠野まつり》です。 |
いずれもゲームの強さには影響しません。有利不利を生まないまま、集める楽しみだけを足している。
◆TCG事業の裏方だったSekappyが、メーカーとして出す最初のボードゲーム
株式会社Sekappyは、2017年、TCGのプレイヤーが中心となって創業したシステム開発会社。カードショップの店舗運営・通信販売システム、大会運営サービス「セカナビ」、大手TCGタイトルのメディア運営など、TCG事業のバリューチェーン全体を支えるトータルコーディネートを手がけてきた。
その私たちが、自社をメーカーとして送り出す最初のボードゲームが本作。
本作は、企画・原案をTales & Tokens株式会社、製作・販売を株式会社Sekappyが担う。ゲームシステムの設計から、カードの製造、パッケージデザイン、そして全国の売り場への流通まで。これまで他社のTCG事業のために組み立ててきたバリューチェーンを、今回は自分たちの商品で行う。
◆商品概要
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項目 |
内容 |
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商品名 |
遠野物語カードゲーム『花泥棒に気をつけて 遠野清心禄』 |
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発売日 |
2026年11月上旬 |
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希望小売価格 |
2,700円(税抜) / 2,970円(税込) |
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JANコード |
4595775009014 |
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プレイ人数 |
2〜3人(推奨3人) |
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プレイ時間 |
15〜45分 |
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対象年齢 |
10歳以上 |
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ジャンル |
戦略的カードゲーム |
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容物 |
カード54枚(姫3枚 / 華3枚 / 旅48枚)、トークンカード1枚、取扱説明書1枚 |
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外箱 |
印籠箱 73×73×97mm(マットPP加工) |
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販売店 |
全国の玩具店・ホビーショップほか |
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企画・原案 |
Tales & Tokens株式会社 |
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製作・販売 |
株式会社Sekappy |
◆公式サイト
発売までの追加情報は、公式サイトでお知らせする。
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