【ゲーム業界で働くなら知っておきたい!企業の働きやすさ図鑑】「無限バナナ」だけじゃない! コロプラが「クリエイターにとって働きやすい環境」を目指す理由とは?

ゲーム業界への転職を考える際、手掛けるタイトルや仕事内容だけでなく、「どんな環境で働けるのか」「長くゲームづくりを続けられるのか」も重要なポイントになる。

株式会社コロプラは、ゲームを中心としたエンターテインメント企業として、スマートフォン向けゲームの企画・開発・運営などを手掛けている。

そんなコロプラが働く環境づくりで重視しているのが、「WorkもLifeも支援する」ことだ。採用サイトでは、社員一人ひとりが健康で充実した毎日を過ごしながら、安心・安全にやりがいを持って長く働ける環境を目指していると説明している。

さらに、同社は採用サイトで、転職してきた社員から「クリエイターにとって働きやすい環境」という声をよく聞くと紹介。健康を気遣った福利厚生や、会議室でのミーティングを減らして立ちミーティングを活用するなど、ものづくりに集中できる環境づくりを進めている。

今回は、そんなコロプラの働きやすさを支える制度や環境を5つのポイントから紹介する。

①フレキシブルワークスタイルで、働く時間と場所に柔軟性

コロプラの働き方でまず注目したいのが、「フレキシブルワークスタイル制度」だ。現在は、本部ごとの状況に合わせて出社・在宅を柔軟に決められるよう運用している。

勤務時間についても、出社時間は8時~10時30分、退社時間は15時30分~22時、コアタイムは10時30分~15時30分というフレックスタイム制を採用している。

ゲーム開発では、職種やプロジェクトによって仕事の進め方が異なる。決まった時間に一律で働くのではなく、チームや業務の状況に合わせて働く時間と場所を調整できることは、仕事と生活の両方を充実させるうえで重要だ。

また、子どもを育てる従業員には「マイタイム」という制度も用意されている。子どもが小学校を卒業するまで、ライフスタイルに合わせて「時差出勤」「短時間勤務」「時差短時間勤務」の3つから勤務スタイルを選択できる。

ライフステージが変わってもゲーム業界でキャリアを続けたい人にとって、こうした柔軟性は注目したいポイントだ。

②22時以降の深夜残業を原則禁止 休む時間もしっかり確保

ゲーム会社では、タイトルのリリースやイベント、障害対応などによって忙しくなるケースもある。

その中でコロプラは、原則として22時以降の深夜残業を禁止している。ゲームの運用で突発的な問題が発生し、その日のうちに対応する必要がある場合などを除き、基本的に22時にはオフィスに誰もいない状態を目指しているという。

また、休日についても完全週休2日制(土日・祝日)を採用。イベントなどで休日出勤が必要になった場合には、平日に振替休日を取得する仕組みとしている。さらに、有給休暇は入社初日から付与され、取得できなかった有給休暇を「ストック休暇」として最高60日まで積み立てることもできる。

1時間単位で有給休暇を取得できる制度もあり、病院や役所など、短時間の用事にも対応しやすい。

「しっかり働く」だけでなく、「しっかり休む」ための仕組みも整えている点がコロプラの特徴である。

③「無限バナナ」からマッサージまで 健康を支えるユニークな福利厚生

コロプラの福利厚生には、ゲーム会社らしいユニークな制度もある。

その一つが「無限バナナ」だ。オフィスにバナナコーナーを設置し、出社した従業員が自由に食べられるようにすることで、健康促進を図っている。

また、各フロアには無料のカップ自販機やウォーターサーバーを設置。さらに、国家資格を持つヘルスキーパーが常駐するマッサージルームもあり、従業員は就業時間内に週1回まで無料でマッサージを受けられる。

健康診断についても、35歳以上は健保指定ドック、40歳以上は人間ドックを受診でき、女性従業員の婦人科検診オプションも会社負担としている。健康診断は業務時間内に受診でき、同社では受診率100%を達成しているという。

ゲーム開発ではPCに向かう時間が長くなる職種も多いだけに、日常的な健康管理を会社側から支援する仕組みは、長く働くうえで重要な要素になる。

④カフェテリアプランで「自分に必要な福利厚生」を選べる

コロプラでは、社員一人ひとりのライフスタイルに合わせて福利厚生を選べる「カフェテリアプラン」も導入している。一定のポイントの範囲内で、複数の福利厚生メニューから自分に必要なものを選択できる制度だ。

対象には、自己学習のためのエンタメ購入費用やAI利用費用、書籍購入費用、オンライン学習ツール、コミュニケーションを目的とした食事、フィジカルケアやメンタルケアなど、幅広いメニューが用意されている。

例えば、ある社員にとっては書籍やオンライン学習が重要でも、別の社員にとっては健康維持やリフレッシュのための支援が重要かもしれない。一律の福利厚生を提供するのではなく、社員自身が必要なものを選べる点がカフェテリアプランの特徴だ。

さらに、確定拠出年金や従業員持株会も用意されており、日々の働きやすさだけでなく、将来に向けた資産形成もサポートしている。持株会では積立金に対して10%の会社奨励金が支給される。

⑤「クマ図書館」や勉強会 クリエイターの成長を支える

コロプラの働く環境を考えるうえで、特にゲームクリエイターにとって興味深いのが、「ものづくりのための環境」である。

オフィスには「クマ図書館」があり、エンジニア向けの技術書やデザイナー向けの専門書だけでなく、漫画、雑誌、ビジネス書など幅広い書籍を用意。蔵書は7,000冊を超え、在宅勤務者もオンラインで貸し出し・返却ができる。

人材育成の面では、キャリア入社者向けのオンボーディングやメンター制度を用意するほか、職種ごとの社内勉強会も定期的に開催している。また、採用サイトでは、エンジニアやデザイナー、新卒社員などが参加する「技術共有会」が文化の一つになっていると紹介している。

さらに、オフィス自体もコミュニケーションを取りやすく、クリエイティブな発想が生まれやすいように設計されている。高機能チェアを標準のオフィスチェアとして用意するなど、長時間の制作を支える環境にもこだわっている。

「ゲームを作る人が、ゲームを作ることに集中できる環境」を整えることが、コロプラの働きやすさの大きな特徴といえる。

■「働きやすさ」と「ものづくり」を両立するコロプラ

コロプラの働く環境を見ていくと、特徴的な福利厚生が多いだけではなく、「社員が健康で充実した生活を送りながら、ものづくりに集中する」という考え方が制度全体に表れている。

フレキシブルワークスタイルによって働く時間と場所に柔軟性を持たせる。

22時以降の深夜残業を原則禁止し、休日や有給休暇を確保する。

マッサージや健康診断などで社員の健康を支える。

カフェテリアプランによって、一人ひとりが必要な福利厚生を選択する。

そして、クマ図書館や勉強会、メンター制度などによって、クリエイターの成長を支える。

ゲームを作る仕事に挑戦したい。そして、仕事だけでなく、自分自身の生活や健康、成長も大切にしたい。そんな人にとって、「働きやすさ」と「クリエイターとしての成長」を両方考えられる環境は、転職先を選ぶ際の一つのポイントになるだろう。

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株式会社コロプラ
https://colopl.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社コロプラ
設立
2008年10月
代表者
代表取締役社長 上席執行役員 CEO 宮本 貴志
決算期
9月
直近業績
売上高259億3300万円、営業利益10億200万円、経常利益18億500万円、最終損益3億600万円の赤字(2025年9月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3668
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