【イベント】「ぱちスロ ウマ娘 プリティーダービー」は育成要素をどう再現? 育成したステータスがレースの勝敗やAT性能に影響、因子継承で次の育成へ

山岡広樹 gamebiz編集者
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京楽産業.は、10月14日、都内・ベルサール渋谷ファーストで開催した「ぱちスロ ウマ娘 プリティーダービー」プレス発表会において、本機のゲームシステムを説明した。

本機は、『ウマ娘 プリティーダービー』の育成要素をパチスロに落とし込んだ「育成型AT」を採用。通常時からステータスを育て、レースでの勝利を目指すほか、AT終了後には育てたウマ娘の因子を次の育成に引き継ぐ仕組みを備えている。


本稿では、京楽産業.開発情報戦略部の中村徹幸氏による説明をもとに、本機のゲーム性を中心に紹介する。発表会での声優陣やゲストによるトーク、チャレンジ企画については、以下のレポートを参照してほしい。

・【イベント】日笠陽子さん、上田瞳さん、大空直美さんが『ウマ娘』の新たな展開に期待 「ぱちスロ ウマ娘 プリティーダービー」発表会レポート


▲会場には実機が設置され、来場者が実際にプレイする様子も見られた。

■専用筐体をリファイン 約640GBのROM容量でレースやライブを収録



本機は、『ウマ娘』専用筐体をリファインして採用。新デザインのプッシュボタンや専用デザインシートを追加したほか、下パネルの輝度を調整し、白を基調とした華やかなデザインに仕上げている。導入時には「スペシャルウィークパネル」「トウカイテイオーパネル」「オグリキャップパネル」の3種類を展開する。



また、業界最大級という約640GBのROM容量と高精細なグラフィックエンジンを搭載。レースやライブのシーンをはじめ、多彩な演出を収録している。



■育成したステータスがAT性能に反映される「育成型AT」



中村氏は、本機の特徴として、従来とは異なる完全自力型の「育成型AT」を挙げた。『ウマ娘』でおなじみの「スピード」「スタミナ」「パワー」「根性」「賢さ」という5つのステータスを育て、その状態がATの継続しやすさなどに影響する仕組みだ。



ステータスの組み合わせは154億通りに及ぶという。さらに、ステータスの上昇をサポートする「友情トレーニング」は2749通り、発動するスキルは54種類を用意。育成状況や選択したウマ娘などによって展開が変化し、さまざまな組み合わせでレースに挑める。



また、ステータスが上限まで到達すると、継続率は95%になると説明。育成を重ねるほどウマ娘が強くなり、ATの展開にも影響する設計となっている。



■小役を引いてステータスを育成 友情トレーニングで上昇量がアップ

通常時は、前兆を経由してチャンスゾーンを目指す。主にベルコインやレア役による周期抽選が行われ、チャンスゾーンを突破するとAT「ウイニングロード」に突入する。



チャンスゾーンには「スピード特訓」「スタミナ特訓」「パワー特訓」の3種類があり、いずれも突破すればATが確定する。さらに、成功した特訓に応じて対応するステータスが上昇した状態でATを開始できるため、AT突入前から育成状況が変化する。



AT「ウイニングロード」は、育成、レース、ライブの3つの要素で構成される。AT開始時にはプロローグ「メイクデビュー」を経て、純増約5.5枚のATがスタート。その後、育成パートでステータスを上げ、レースで1着を目指す。勝利するとボーナスで出玉を増やし、ウイニングライブを楽しめる。ボーナス終了後は再び育成とレースに挑む流れとなる。



育成パートでは、小役と5つのステータスがそれぞれ対応している。ベルで「スピード」、リプレイで「スタミナ」、チェリーで「パワー」、スイカで「根性」、チャンス目で「賢さ」が上昇する。対応する小役を引くことでステータスを伸ばし、その後のレースを有利に進めることができる。

加えて、ステータスの上昇量を増加させる「友情トレーニング」も搭載。発動するとステータスが上がりやすくなり、小役との組み合わせによって育成を進めていく。



■ステータスと小役の引きがレースの勝敗を左右



育成パートが終了すると、レースパートに移行する。選択したウマ娘によって発動するスキルや対戦相手となるライバルが変わり、育成状況と小役の引きを組み合わせながら勝利を目指す。

レースでは、5つのステータスがそれぞれ異なる形で抽選に影響する。

まず「賢さ」は、出走表に表示される人気順に関係する。賢さが高いほど人気順が上がる書き換え抽選が行われ、1番人気や2番人気になると継続率が良好になるという。

レース中盤では、「スピード」と「パワー」が重要となる。ベルを引くことでスキルが発動し、スピードのステータスなどを参照した判定が行われるほか、パワーはベルによる勝利への書き換えに影響する。

最終直線では、最後のゲームにおけるベルの判定が大きく上昇し、逆転を狙える仕組みを用意。「スタミナ」が高いほど最終直線でベルを引く確率が上がり、差しや追い込みが決まりやすくなるという。



このように、育成で伸ばしたステータスがレース中の抽選に反映される一方、実際に引いた小役も勝敗を左右する。ステータスの育成と小役の引きが組み合わさることで、レースの展開が変化する仕組みだ。

レースで1着になると、ボーナスに突入。出玉を増やしながら、「ウイニングライブ」を楽しめる。原作ゲームと同様に、レースでの勝利がライブにつながる流れを採用している。



また、本機にはレースシーンだけでなくライブシーンも多数収録。説明会では収録楽曲の一覧もスライドで紹介され、育成やレースのゲーム性に加え、ライブ演出も見どころのひとつとなっている。



■5戦勝利でドリームレースへ 金の蹄鉄を集めてオルフェーヴルが主役のATに

レースで5戦勝利すると「ドリームレース」に移行する。育成を終えた状態でドリームレースに勝利すると、ボーナスに加えて「金の蹄鉄」を獲得できる。



金の蹄鉄を10個集めると、オルフェーヴルが主役となるATに切り替わる。このATでは、5ゲーム間の育成コマンドはそのままに、各ステータスが高い確率で上乗せされる。中村氏によると、平均的なステータスはSSクラスになるという。



その状態でドリームレースに挑み、勝利とボーナスを繰り返しながら出玉を増やし、完走を目指す流れとなる。

■AT終了後も因子を継承 初期ステータスを高めて次の育成へ

本機のもうひとつの特徴が「因子継承システム」だ。特定の条件を満たしてATを終了すると、育てたウマ娘の因子を新たなウマ娘に継承し、初期ステータスが高い状態で次のATを開始できる。

一般的なパチスロではAT終了後に通常時へ戻る流れとなるが、本機では因子を引き継ぐことで、次の育成にステータスを持ち越せる。育成とレースを繰り返しながら、さらに強いウマ娘を育てていく構造となっている。



中村氏は、『ウマ娘』の「育てる」という醍醐味と、パチスロに求められる自力感を融合させた「育成型AT」であると説明した。



(取材・文 編集部:山岡広樹)


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