カプコン、9月中間決算は営業益54%増の607億円と大幅増益…『プラグマタ』270万本、『鬼武者WS』170万本突破、『バイオ』『モンハン』リピートも伸長

木村英彦 編集長
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カプコン<9697>は、本日10月27日、2027年3月期 第2四半期累計の連結決算を発表し、売上高1208億8700万円(前年同期比49.0%増)、営業利益607億6900万円(同54.5%増)、経常利益612億1200万円(同67.5%増)、最終利益430億8300万円(同56.6%増)だった。主力のデジタルコンテンツ事業で新作・リピートタイトルの販売がともに伸長したほか、アミューズメント施設事業やアミューズメント機器事業も増収増益となり、全体の業績を押し上げた。

・売上高:1208億8700万円(同49.0%増)
・営業利益:607億6900万円(同54.5%増)
・経常利益:612億1200万円(同67.5%増)
・最終利益:430億8300万円(同56.6%増)
 

 

■デジタルコンテンツ事業、新作・リピートともに販売拡大

主力のデジタルコンテンツ事業は、売上高が851億4100万円(同70.8%増)、営業利益が523億800万円(同66.7%増)となった。新作タイトルの投入に加え、主力シリーズを中心としたリピートタイトルの販売強化が奏功した。

新作では、4月に発売した完全新規IP『プラグマタ』が全世界で270万本を販売した。また、20年ぶりとなる「鬼武者」シリーズの最新作『鬼武者 Way of the Sword』も、8月にドイツで開催された「gamescom 2026」の「gamescom award 2026」で2冠を達成するなど評価を集め、170万本を販売した。

リピートタイトルも好調だった。前期2月に発売した『バイオハザード レクイエム』は、積極的な価格施策などにより累計販売本数が800万本を突破。『バイオハザード RE:4』『バイオハザード RE:2』などの過去作も販売を伸ばした。

また、『モンスターハンターワイルズ』では、2027年発売予定の超大型拡張コンテンツ『モンスターハンターワイルズ:アセンダンス』やNintendo Switch 2向け展開の発表を受け、シリーズ過去作の販売本数が伸長。『デビル メイ クライ 5』もNintendo Switch 2向け展開や映像作品との連携、価格施策などが寄与し、累計販売本数が1400万本を突破した。

こうした取り組みにより、デジタルコンテンツ事業の販売本数は3686万本となり、前年同期の2385万本を大きく上回った。新作の販売に加え、シリーズ作品や過去作の販売拡大が業績をけん引した。

 

■ アミューズメント施設・機器事業も増収増益

アミューズメント施設事業は、売上高が157億900万円(前年同期比26.2%増)、営業利益が26億8100万円(同32.8%増)となった。既存店の堅実な運営や新業態の出店効果などが寄与した。

4月には総合キャラクターグッズ・カプセルトイ専門店「キャラカプ/カプセルラボ羽生店」をオープン。7月には、アトラクションやキャラクターグッズの物販店などを併設した体験型アミューズメント施設「CAPCOMIX みなとみらい店」を開業し、施設数は63店舗となった。海外では台湾の直営店に続き、米ロサンゼルスで期間限定のポップアップショップを展開するなど、キャラクターグッズの販売を通じたブランド価値の向上にも取り組んだ。

アミューズメント機器事業は、売上高が165億4900万円(同8.9%増)、営業利益が92億7500万円(同2.2%増)となった。スマートパチスロ市場で、主力IPを活用した新機種の販売が収益に寄与した。

5月稼働の『バイオハザード RE:3』は1万7000台、8月稼働の『ストリートファイター6』は9800台を販売。10月5日に稼働を開始した『モンスターハンターライズ:サンブレイク』についても、9月に1万4100台を出荷した。

一方、その他事業は、売上高が34億8600万円(同4.7%減)、営業利益が19億7500万円(同5.1%減)となった。映像ビジネスではNetflixアニメ『Devil May Cry』シーズン2の配信や実写映画『ストリートファイター/ザ・ムービー』の展開などを通じ、IPの認知拡大に取り組んだ。

 

■通期業績予想は据え置き

2027年3月期の業績は、売上高2100億円(前期比7.5%増)、営業利益830億円(同10.2%増)、経常利益830億円(同12.0%増)、最終利益580億円(同6.3%増)、EPS138.65円を見込む。5月に発表した業績予想を変更していないとのこと。

・売上高:2100億円(同7.5%増)
・営業利益:830億円(同10.2%増)
・経常利益:830億円(同12.0%増)
・最終利益:580億円(同6.3%増)
・EPS:138.65円

【通期計画に対する進捗率】
・売上高:57.6%
・営業利益:73.2%
・経常利益:73.7%
・最終利益:74.3%

 

中間期は、デジタルコンテンツ事業で新作とリピートタイトルの双方が販売を伸ばしたほか、アミューズメント施設事業やアミューズメント機器事業も増収増益となった。主力ゲームの販売拡大を軸に、複数の事業が業績を支える展開となっている。通期計画に対しては、会社側は順調に進捗しているとの認識を示している。

 

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株式会社カプコン
http://www.capcom.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社カプコン
設立
1983年6月
代表者
代表取締役会長 最高経営責任者(CEO) 辻本 憲三/代表取締役社長 最高執行責任者(COO) 辻本 春弘/代表取締役 副社長執行役員 兼 最高人事責任者(CHO) 宮崎 智史
決算期
3月
直近業績
売上高1953億6500万円、営業利益752億9500万円、経常利益741億3400万円、最終利益545億8700万円(2026年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
9697
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