グリーと高知県、地域のソーシャルゲーム産業を支援…第一弾はノベルゲーム『小悪魔の条件』

グリー<3632>と高知県は、本日(1月23日)より、フィーチャフォン版「GREE」で、新作ノベルゲーム『小悪魔の条件』の提供を開始した。基本プレイ無料のアイテム課金制。

本作は、高知県と四国銀行により設立された「高知コンテンツビジネス創出育成協議会」が主催する「高知県ソーシャルゲーム企画コンテスト」の第1回入賞作品を、地元の開発デベロッパー(高知電子計算センターと高知システムズ)がゲーム化したもので、自治体が開発支援を行った全国初のソーシャルゲームとなる。

ゲームは、ユーザーがゲームに登場するイケメンを思うままに振り回しながら、恋をして楽しむ“小悪魔”体験を満喫し、全国各地のイケメンをコレクションできるほか、他のユーザーと気に入ったイケメンを奪い合うドキドキ感も味わえるとのこと。

音楽は「ファイナルファンタジーシリーズ」で知られる作曲者の植松伸夫氏が作曲し、イベントクリア時に入手することもできる。ゲームに登場するナビゲーションキャラクターは女性に人気の上北ふたご氏が担当。は、講談社「なかよし」で「スイートプリキュア♪」のコミカライズを連載している。

なお、今回協力の植松伸夫氏と、上北ふたご氏は共に高知県出身で、「小悪魔の条件」は「まんが王国・土佐」を象徴したソーシャルゲームとなっているという。

 

■グリー 田中良和社長のメッセージ

ソーシャルゲームは、インターネットを通じて提供できるので地理的不利もなく、日本で雇用を生み出し税収を増やせる数少ない産業になることが期待されます。また、日本の特長である独自の世界観と粘り強く作り上げていく国民性などを考えると、グローバルレベルでも日本に優位性のある産業だと言えます。今後さらに伸びていくこの産業の育成に一丸となって取り組む高知県を、グリーとしても積極的に支援し、地方産業の発展に貢献していきたいと思います。

 

■高知県 尾﨑正直知事のメッセージ

高知県では、「まんが王国・土佐」という強みを活かし、新たなソーシャルゲーム産業の創出に官民協働で取り組んでいます。高知県経済の活性化、若者の雇用の場の確保のため、ぜひ成功させたいと思っております。高知県としても精一杯努力してまいります。

 

『小悪魔の条件』(「GREE」会員のみ利用可能)

 

©株式会社高知電子計算センター

グリー株式会社
http://www.gree.co.jp/

会社情報

会社名
グリー株式会社
設立
2004年12月
代表者
代表取締役会長兼社長 田中 良和
決算期
6月
直近業績
売上高613億900万円、営業利益59億8100万円、経常利益71億2300万円、最終利益46億3000万円(2024年6月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3632
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