KDDI、国内外のアプリ開発ベンチャーに投資する50億円規模のファンドを設立

KDDI<9433>は、国内外の有望ベンチャー企業への投資・支援を行うコーポレート・ベンチャー・ファンド「KDDI Open Innovation Fund」を設立した。ファンドの運用総額は50億円とする予定。 このファンドは、KDDIが設立する初のコーポレート・ベンチャー・ファンド。ファンドを通じて、アプリやサービス開発を行うベンチャー企業に投資するとともに、サービス開発支援やクラウドなどのプラットフォーム提供、プロモーション協力を行い、KDDIのサービスの拡充を図るものと見られる。ファンドから育ったアプリやサービスは、マルチデバイス・マルチOSに対応するクラウド型コンテンツサービス「auスマートパス」を通じて提供する予定。 なお、ファンドの運営は、ベンチャー・キャピタルとして実績のあるグローバル・ブレインが担当する。KDDIが持つノウハウや資産と、グローバル・ブレインが持つ投資機能・経営支援機能とを組み合わせて提供することで、有望ベンチャー企業との協業を加速する、としている。