日本一ソフトウェア<3851>は、本日(2月3日)、第3四半期累計の連結決算を発表し、売上高が前年同期比79.0%増の19億8100万円、経常利益が同11.4倍増の4億0100万円だった。家庭用ゲームソフト『魔界戦記ディスガイア3 Return』が販売が堅調に推移したことに加え、『魔界戦記ディスガイア4』のダウンロードコンテンツの売り上げが伸びた。ソーシャルゲーム『ビックリマン』のライセンス収入も収益を押し上げた。
日本一ソフトウェアの第3四半期業績は、売上高19億8100万円(前年同期比79.0%増)、営業利益4億1500万円(同683.1%増)、経常利益4億0100万円(同11.4倍)、四半期純利益2億8300万円(前年同期800万円の赤字)だった。
■パッケージ事業は、売上高15億2800万円、営業利益2億7400万円だった。『ビックリマン漢熟覇王 三位動乱戦創紀』や、『ファントム・キングダム PORTABLE』、『魔界戦記ディスガイア4フーカ&デスコ編はじめました』、『魔界戦記ディスガイア3 Return』など5タイトルを発売した。特にPlayStation Vitaと同日に発売した『魔界戦記ディスガイア3 Return』は堅調だった。
■オンライン事業は、売上高2億1900万円、営業利益1億7800万円だった。『魔界戦記ディスガイア4』などのダウンロードコンテンツの配信が好調に推移した。オンラインビジネスの強化を図るために子会社ディオンエンターテインメントを新たに設立した。
■ライセンス事業は、売上高1億0900万円、営業利益9800万円だった。ドリコムとの共同事業としてソーシャルゲーム『ビックリマン』を開発・配信した。
■2012年3月期の見通し
2012年3月期の連結業績予想を上方修正し、売上高22億4600万円(前回予想22億8800万円、前期比1.3%増)、営業利益3億0300万円(同1億0700万円、同3.6%減)、経常利益2億9100万円(同9700万円、同4.7%減)、当期純利益2億0300万円(同5900万円、同11.8%減)とした。
会社情報
- 会社名
- 株式会社日本一ソフトウェア
- 設立
- 1993年7月
- 代表者
- 代表取締役会長 北角 浩一/代表取締役社長 世古 哲久
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高53億3900万円、営業利益4億100万円、経常利益8億4200万円、最終利益5億9300万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3851