KLab<3656>は、本日(2月21日)、ドリームラボラトリーの実施する第三者割当増資を引き受け、ソーシャルゲーム開発会社ドリームラボラトリーを子会社化した、と発表した。引き受けた株数や出資比率、金額などは明らかにされていない。
ドリームラボラトリーは、ドリームキャリアの100%子会社で、「mobage」や「Yahoo!mobage」などにソーシャルアプリを提供している。今回の子会社化により、KLabは、ドリームラボラトリーに経営支援を行うとともにソーシャルゲーム開発ノウハウの提供を行う予定。これにより、両社の強みを生かしたソーシャルゲームの開発・提供が可能となる、としている。
ここ最近、ソーシャル・スマートフォンゲーム業界ではM&Aが活発化している。gumiによるコントロールプラスのソーシャルゲーム事業の買収や、サイバーエージェントのアールフォースエンターテイメントの買収などがあげられよう。ソーシャルゲーム業界では採用競争が激化しており、今回の買収を通じて開発者を獲得することが狙いと見られる。KLabでは今後もソーシャルゲーム開発会社との提携やM&Aを活発に行っていく、としている。
会社情報
- 会社名
- KLab株式会社
- 設立
- 2000年8月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 森田 英克/代表取締役副会長 五十嵐 洋介
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高107億1700万円、営業損益11億2700万円の赤字、経常損益7億6100万円の赤字、最終損益17億2800万円の赤字(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3656