KLab<3656>は、本日(2月22日)、iPhone UIをAndroidでも実現できるUIコンポーネント『KLab iPhoroid UI』のオープンソース無償配布を開始した、と発表した。
『KLab iPhoroid UI』は、コンテンツ提供者のiPhoneでもAndroidでも同じユーザー体験を実現させるUIコンポーネント。同社によれば、iPhoneは、カバーフローやリストビュー、グリッドビューなど洗練されたUIが標準装備されているため、開発者は簡単に動きをつけることができ、高度なユーザー体験を提供することができる。
それに対し、Androidは、最低限のUIしか標準装備されていないため、洗練された動きを実現するには開発者自身がコードを書く必要があった。これまでもAndroid向けiPhone UIコンポーネントはあったが、美しさを追求しつつメモリやデータの大きさにも考慮の必要があり、実用レベルに達しているものは少なかったとのこと。
『KLab iPhoroid UI』は、メモリ管理を考えた上で実装されているため、商用アプリでも追加実装、改良することなく、そのまま利用できるとしている。開発工数についても、2.5ヶ月かかっていた実装が4週間に短縮されたという。
『KLab iPhoroid UI』の配布場所
KLab iPhoroid UIの使い方については
会社情報
- 会社名
- KLab株式会社
- 設立
- 2000年8月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 森田 英克/代表取締役副会長 五十嵐 洋介
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高107億1700万円、営業損益11億2700万円の赤字、経常損益7億6100万円の赤字、最終損益17億2800万円の赤字(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3656