![110128ufjmorgan](https://i3.gamebiz.jp/old_images/uploads/2011/01/110128ufjmorgan.jpg)
三菱UFJモルガン・スタンレー証券は、3月9日付のグリー<3632>のレポートで、今後3カ年の業績予想を上方修正したものの、目標株価を3800円から2250円に引き下げるとともに、レーティングを「Outperform」から「Neutral」に引き下げた。
同証券では、「GREE」課金ユーザーの想定人数とARPPUを引き上げたことに伴い、2012年6月期の営業利益を780億円から908億円に、2013年6月期を805億円から1154億円に、2014年6月期を807億円から1273億円にそれぞれ引き上げた。
「GREE」の高ARPPUの要因については、一部ヘビーユーザーにとって、RMTが高いコストをかけてレア・カードを仕入れるインセンティブになっていると想定されることで説明可能としている。また海外事業の収益貢献についても決して容易ではないと見ているという。
なお、目標株価とレーティングを変更した理由については、先日紹介したが「ソーシャルゲーム=オンラインゲーム」としていた見方を「ソーシャルゲーム≒パチンコ」と捉え直し、比較対象をセガサミーホールディングスとSANKYOに変更したため。