
ガーラ<4777>は、本日(5月15日)、2012年3月期の連結決算を発表し、減収・赤字転落となった。
同社では、既存タイトルの落ち込みに加え、新規タイトルの不在となったことが響いたようだ。また、特別損失としてオンラインゲーム「Street Gears」や「Iris Online」などの減損損失2億5300万円、持分変動損失8400万円を計上した。
同社の発表した決算は、売上高42億6600万円(前期比6.4%減)、営業損失1億円(前期は4100万円の利益計上)、経常損失は8500万円(前期は390万円の利益計上)、当期純損失5億1200万円(前期は2億7100万円の損失計上)となった。

地域セグメント別の状況は、日本が売上高7億9600万円・営業損失2億5600万円、米州が売上高11億1300万円、営業利益3000万円、欧州が売上高20億8500万円、営業利益2億0300万円、韓国が売上高9億7400万円、営業損失9000万円だった。
同社では、主に欧州が主な収益源となっており、欧州と米州が営業利益を計上している。
なお、2013年3月期の業績予想は非開示。新規オンラインゲームのサービスの開始や新規事業であるスマートフォンゲーム事業の業績予想が極めて困難であるため、としている。