アイフリーク<3845>は、この日(8月6日)、第1四半期(4-6月期)の連結決算を発表し、売上高3億3400万円(前年同期比43.2%減)、営業損益8500万円の赤字(前年同期3200万円の赤字)、経常損益8600万円の赤字(同2600万円の赤字)、四半期純損益8600万円の赤字(同2000万円の赤字)だった。
減収・赤字幅拡大となったが、スマートフォンの普及に伴い、フィーチャフォン向けのデコメサイトの会員数が大きく減少したことに加え、Eコマースについても売上が60%減少したことが主な要因。
他方、スマートフォン向けの事業展開も強化しており、位置情報を利用したファストアプリに特化したプラットフォーム「cocoGe」に対応したアプリは累計220万DLを突破し、アプリ内広告の販売を開始し、徐々に収益化につなげつつある。
このほか、電子絵本アプリ「こえほん」も作品数200タイトル、45万DLを突破し、スマートフォン向けのデコメサービスについてもユーザー数が120万人を突破したとのこと。また写真加工アプリもリリース1ヵ月で5万DLを突破した。
■2013年3月期の見通し
2013年3月期は、平成25年3月期の連結業績見通しは、売上高31億1100万円(前期比53.0%増)、営業利益ゼロ(前期3億6600万円の赤字)、経常利益ゼロ(同3億6600万円の赤字)、当期純利益ゼロ(同4億0700万円の赤字)を見込む。従来予想からは変更なし。