空想科学は、本日(9月11日)、Androidアプリ『ツクリ.com』を9月5日にリリースしたことを明らかにした。アプリは無料でダウンロードすることができ、パッケージング料や機能制限の解除が有料となっている(かなりの機能が無料で使えるとのこと)。
このアプリは、アドベンチャーゲームを作るコンストラクションアプリ。スマートフォンで撮影した画像などを背景や人物、アイテムとして使用し、様々なコマンドを組みわせることで、オリジナルのアドベンチャーゲームを作ることができる。プログラミングなどの専門知識がなくても手軽に作れる点が特徴だ。
空想科学では、今後、SNS機能を導入し、ユーザー同士のゲーム作りを通した交流をサポートする予定。作ったゲームを自分でプレイするだけでなく、友人に公開したり、空想科学の承認を得れば友人以外にも公開もできるという。また対応機種も順次増やしていく予定。さらに長期的には、ロールプレイングゲームなど他のジャンルのゲームができるようエディット機能も強化していく。
こういうサービスを見ると、かつての「ツクール」シリーズを思い出す方も多いかもしれないが、空想科学は「RPGツクール」など家庭用ゲームソフト向けのコンストラクションツールを手がけていたとのこと。個人でゲームアプリを開発するにはまだ専門知識が必要だが、こうしたツールの普及と進化に伴い、スマートフォン分野でのインディーズゲームの拡大が期待される。
■『ツクリ.com』
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