新作 グリー、スマホアプリ開発支援ソリューション「LWF」をオープンソースとしてリリース…FlashをUnityとHTML5で再生 グリーホールディングス株式会社 グリーHD LWF 2012.10.18 19:28 グリー<3632>は、本日(10月18日)、UnityとHTML5に対応したスマートフォンアプリの開発支援ソリューション「Lightweight SWF」(LWF)をオープンソースソフトウェアとして公開したと発表した。 「LWF」は、独自ファイルフォーマットに基づくアニメーションエンジンで、Flashコンテンツから変換したアニメーションデータをUnityとHTML5で再生できるインタラクティブなアクションゲーム操作や、多彩なアニメーション表現、ユーザーインターフェース表現を効率的に実現した、としている。 「LWF」には以下の特徴がある。 ・Flashプレーヤーに近い挙動により、Flash開発経験者の学習負担を大幅に軽減できる。 ・Flashアーティストがエンジニアリングなしにアニメーションおよびユーザーインターフェースが作成できる。 ・既存Flashプレーヤーで不可能だった自由で高度なインタラクションの提供が可能になる。 ・ユーザーインターフェース用とアニメーションエフェクト用といった複数の「LWF」データーを同時に再生、制御することができる。 グリーは、北米やヨーロッパなどの地域でリリースしたモバイルソーシャルゲーム「Alien Family」や「Animal Days」(日本語版「どうぶつフレンズ」、近日配信予定)の開発で利用しており、今回の公開後も「LWF」を継続的に拡張していく。 さらに今回に限らず、スマートデバイス向けコンテンツの開発を容易にするフレームワークやグローバルでの大規模なユーザーを支えるインフラ基盤の構築に取り組むとともに、自社で開発している様々なソースコードを積極的に公開していく方針。 「Lightweight SWF」(LWF) ©GREE, Inc.