コロプラは、本日(3月31日)、人々の移動に関する調査・分析を行う「コロプラおでかけ研究所」を設立した。
この研究所は、位置情報ゲーム「コロニーな生活☆PLUS」や、2010年11月より提供を開始した位置情報プラットフォーム「コロプラ+」で登録された位置情報を分析し、それに付加価値を加えた上でレポートという形で外部に発信する、としている。コロプラでは、位置登録回数が月間4000万回を超えるなどデータ量が膨大なものとなっているが、従来、そのデータはサービスの向上に利用していた。
また、個人情報の問題については、全く問題ないとのこと。コロプラでは、データを統計的に処理し、ユーザー個人を特定できないようにしている。
なお、データ分析については、コロプラ取締役CSO(最高戦略責任者)の長谷部潤氏が担当する。長谷部氏は、大和総研で長らくアナリストとして活躍。本日、「人々の動きが急速に回復へ~東日本大震災後の東北エリア~」と題するレポートも発表しており、今後も位置情報データを社会の役に立てていけるよう努めていくという。
会社情報
- 会社名
- 株式会社コロプラ
- 設立
- 2008年10月
- 代表者
- 代表取締役会長 チーフクリエイター 馬場 功淳/代表取締役社長 宮本 貴志
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高309億2600万円、営業利益28億5800万円、経常利益32億7600万円、最終利益18億9300万円(2023年9月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3668