IGポート<3791>が本日(4月8日)に発表した第3四半期累計(2010年6月-2011年2月)の連結業績は、売上高34億6700万円(前年同期比25.2%減)、経常利益9100万円(前年同期1億8600万円の赤字)、四半期純利益2億1000万円(同2億7200万円の赤字)となり、黒字転換に成功した。
同社では、全体の売上の61%を占めるアニメなどの映像制作事業の売り上げが36%減と落ち込んだものの、売上原価と販売管理費を圧縮したことが奏功し、黒字転換を達成した。売上原価率は91.6%から83.2%に低下したほか、販売費及び一般管理費も前年同期から約7300万円の削減に成功している。
5月通期は、売上高51億2700万円(前期比14.4%減)、経常利益4600万円(前期2億5400万円の赤字)、当期純利益9500万円(同5億3800万円の赤字)、EPS1989.61円を見込む。従来予想からは変更なし。