【MMD研究所調査】シニア世代のスマートフォン所有率は27.8%、格安SIMの認知度は71.8%…「2015年シニア世代の携帯電話端末に関する調査」を発表

MMD研究所は、60歳以上の男女4,406人を対象に「2015年シニア世代の携帯電話端末に関する調査」を実施した。今回はシニア世代の携帯電話の利用動向の詳細を追うため、大規模な調査を実施。今後、第二弾としてフィーチャーフォンを利用しているシニア世代の利用動向、第三弾はスマートフォンを利用しているシニアの利用動向に関する調査をリリース。

調査結果の概要は以下の通りとなる(以下、リリースより)。


■シニア世代のスマートフォン所有率は27.8%
男性シニアのスマホ所有率31.8%、女性シニアのスマホ所有率23.8%

60歳以上の男女(N=4,406)を対象に、普段利用している携帯電話について聞いたところ、「スマートフォン」が25.9%、「シニア向けスマートフォン」が1.9%と合わせて、27.8%の人がスマートフォンを利用していることが分かった。また、「フィーチャーフォン」が59.2%、「シニア向けフィーチャーフォン」が5.0%と合わせて、64.2%の人がフィーチャーフォンを利用していることが分かった。なお、8.0%の人が「携帯電話を持っていない」と回答した。

次に、これを男女別に見てみると、男性シニアからは「スマートフォン」が30.3%、「シニア向けスマートフォン」が1.5%と合わせて、31.8%の人がスマートフォンを利用していると回答があった。また、女性シニアからは、「スマートフォン」が21.5%、「シニア向けスマートフォン」が2.3%と合わせて、23.8%の人がスマートフォンを利用していると回答があった。
 

 

■キャリア別のシニアのスマートフォン所有率はdocomo27.8%、au25.7%、SoftBank36.0%
携帯電話を使っていると回答した60歳以上の男女(N=3,858)をキャリア別に見てみると、docomoを利用しているシニアのスマートフォン利用率は、スマートフォン25.4%、シニア向けスマートフォン2.4%と合わせて27.8%、auについては、スマートフォン24.6%、シニア向けスマートフォン1.1%と合わせて25.7%、SoftBankについてはスマートフォン32.8%、シニア向けスマートフォン3.2%と合わせて36.0%となった。
 


■シニア世代の格安SIMの認知度は71.8%、うち購入意向は12.3%
60歳以上の男女(N=4,406)を対象に、格安SIMについて知っているかを聞いたところ、「知っていて、利用している」が3.7%、「知っているが利用していない」が31.5%、「名前だけ聞いた事がある」が36.6%と合わせて認知度は71.8%となった。
 

また、「知っているが利用していない」「名前だけは聞いたことがある」と回答した人(N=3,001)を対象に、格安SIMへの購入意向について聞いたところ、「興味があり、購入を考えている」が12.3%となった。
 

※本調査レポートの百分率表示は四捨五入の丸め計算を行っており、合計しても100%とならない場合がございます。
※全設問のデータ、回答者の属性は会員登録後にダウンロードが可能です。

■調査概要
「2015年シニア世代の携帯電話端末に関する調査」
・調査期間:2015年6月12日~13日
・有効回答:4,406人
・調査方法:インターネット調査
・調査対象:60歳以上の男女
・設問数:3問

■今回調査した全設問
・あなたの普段利用している携帯電話を教えて下さい。
・あなたは格安SIMについて知っていますか。
・あなたは格安SIMに興味はありますか。

データは以下のページにてダウンロード可能です(無料)
https://mmdlabo.jp/investigation/detail_1452.html