第2回「Game Creative Exchange」を9月25日に開催決定 デザイナーのコヤマシゲト氏とグッドスマイルカンパニー代表の安藝貴範氏が登壇


2015年9月25日(金)に第2回「Game Creative Exchange」(主催:Game Creative Exchange実行委員会)が、国立新美術館3F講堂(東京都港区六本木)にて開催することが決定した。

第2回目は、ゲストに「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」「ガンダムGのレコンギスタ」のデザインワークス、「BIG HERO 6」のコンセプトデザインをはじめ多数のアニメ作品にかかわるデザイナーのコヤマシゲト氏と、「figma」シリーズや「ねんどろいど」などのフィギュアの企画、制作、販売のほかアニメ製作会社を運営するなど国内外の様々なクリエイターとともにファンに驚きを提供し続けている株式会社グッドスマイルカンパニー代表取締役社長の安藝貴範氏を迎え、キャラクターデザインとIntellectual Property(知的財産、以下「IP」)化という切り口で、現在のモバイルゲームイラストを再考するという。

第1部では、グリー<3632>のリードアーティスト後藤仁氏と、ディー・エヌ・エー<2432>のアートディレクター高木正文氏が、具体的なモバイルゲームイラストを例に挙げながら、イラストの描き方やディレクションのノウハウについて話。モデレーターは、イラストの描き方を日本語動画で配信している「Palmie」の伊藤貴広氏で、この模様は、後日「Game Creative Exchange」公式サイト等で公開予定。

第2部は、コヤマシゲト氏と安藝貴範氏が登壇。コヤマ氏は、自身のキャラクターデザインの経験をベースに、IP化されるアニメキャラクターデザインや、2次創作意欲を高めて熱狂的な人気を誇るキャラクターを生み出す工夫について、安藝氏は、フィギュア制作におけるアートディレクションの観点を主軸としながら、「作品」をトータルでグランドデザインすることについて、対談を通して掘り下げていく。

第3部は、コヤマ氏と安藝氏のほか、グリーの後藤仁氏とDeNAの「ハッカドールプロジェクト」プロデューサーを務める岩朝暁彦氏を交え、デザインの強度やフェチズムを形にすることについての座談会形式でのセッションを展開。また、モデレーターは、アニメーションやキャラクタービジネスに造詣が深い産経新聞東京本社サンケイスポーツ編集局文化報道部兼営業局事業部の西森晃記者が担当。

Game Creative Exchange実行委員会は、ソーシャルゲームのアートディレクターやイラストレーターが、子供たちが夢を持って目指すことができる職種となることを願い、地域や業界の枠を超えてゲームクリエイティブの未来につながる180分を提供していくという。

■第2回「Game Creative Exchange」の詳細
開催日時 2015年9月25日(金)16:00 開場
16:30-17:15第1部(17:15-17:30休憩予定)
17:30-18:30第2部(18:30-18:40休憩予定)
18:40-19:30第3部
会場 国立新美術館3F講堂(東京都港区六本木7-22-2)
テーマ “スマホ映えするデザイン”の限界を超えて。モバイルゲームからIPを生み出すために
第2部・第3部
登壇者
コヤマシゲト(デザイナー)
安藝貴範(株式会社グッドスマイルカンパニー代表取締役社長)
第3部モデレーター:西森晃(産経新聞東京本社サンケイスポーツ編集局記者)
内容詳細 これまでも様々な業界が追求してきた、真に愛され続ける「デザイン」のあり方。具体的なモバイルゲームイラストをもとに、IPを作るとはどういうことかについてヒントを提供し、スマートフォンの中で活躍するモバイルゲームのイラストを再考する180分。
定員 250名
入場料 無料
対象 ゲームのアートディレクターやイラストレーター、フリーのイラストレーターや関係者
参加方法 公式サイトより応募
公式サイトURL:http://GameCreativeExchange.com
応募締切 2015年9月24日(木)12:00
※定員になり次第締め切り
問合せ先 info@GameCreativeExchange.com
主催 Game Creative Exchange実行委員会
特別協力 国立新美術館
協力 株式会社グッドスマイルカンパニー、グリー株式会社、株式会社ディー・エヌ・エー、サンケイスポーツ
メディアサポーター Tokyo Otaku Mode Inc.、株式会社スーパーフラット(Palmie)

■第2回登壇者プロフィール
コヤマシゲト
デザイナー。1975年生まれ、東京都出身。2004年、OVA「トップをねらえ2!」にメカニックデザイン・ゲストキャラクターデザインとして参加したのをきっかけに、多数のアニメ作品にかかわる。代表作としてHEROMAN(キャラクターデザイン)、STAR DRIVER 輝きのタクト(サイバディデザイン)、交響詩篇エウレカセブン(デザインワークス)、天元突破グレンラガン(デザインワークス)、ヱヴァンゲリヲン新劇場版(デザインワークス・原画)、キルラキル(アートディレクター、2nd エンディング)、ガンダムG のレコンギスタ(デザインワークス)、BIG HERO 6(Additional Visual Development)、おばけちゃん(原作・監督・キャラクターデザイン)などがある。また、「グッドスマイルレーシング」では、2014年にレーシングミク、バイクミクデザインを手掛け、2015年はアートディレクターとして関わっている。

安藝貴範
株式会社グッドスマイルカンパニー代表取締役社長。1971年生まれ、香川県出身。2001年に同社設立。国内外の様々なクリエイターと共に、多くのファンを楽しませ、支持されている。「figma」シリーズ、「ねんどろいど」をはじめとしたフィギュアや玩具の企画、制作、販売のほか、「ブラック★ロックシューター」「キルラキル」「テラフォーマーズ」などのアニメーション作品への出資も行っている。ホビー以外にも、カフェやアーティストマネジメント、アニメ製作会社の運営など、多彩な分野を手掛け、「グッドスマイルレーシング」では、初音ミクをプリントした痛車で、2011年、2014年にSUPER GTのチャンピオンを獲得している。


■「Game Creative Exchange」
 

公式サイト